専門用語の解説

当ブログで使用している専門用語を簡単に解説しています。

SoC

パソコンで言うCPUに該当します。
スマホの処理能力を左右する演算装置であり、グラフィック処理も同時に行っています。
性能が上がれば発熱量も増える傾向にあり、高性能なSoCは発熱との戦いになるため、冷却システムが搭載されているかの確認が必要になります。
QualcommとMediaTekの2社が主な製造メーカーになっています。

パネル種

IPS液晶パネルと有機ELパネルが一般的に使用されています。

IPS液晶パネル

パネル裏側からバックライトで照らすことで表示するシステムです。
バックライトで照らすため、パネルへの表示が白っぽくなり、特に黒色が真っ黒に表示されません。
重量が重くなることと、消費電力が増えることがデメリットになります。

有機ELパネル

液晶パネルの弱点であるバックライトが無く、ドットが単体で発光します。
ドット単体が発光するため白っぽく映らず、黒色が真っ黒に表示されます。
同じ画面を長時間表示すると画面焼けが発生するデメリットがありますが、重量が軽くなり消費電力も低くなるメリットもあります。

リフレッシュレート

1秒間に画面の描画を更新できる回数を指します。
例えば、リフレッシュレート60Hzの場合、1秒間に画面更新を60回行えます。
リフレッシュレートが低い場合は、更新間隔を目で追うことが可能となり残像として見えるようになります。
リフレッシュレートの周波数が上がれば、1秒間の更新回数も増えるため、残像が見えにくくなります。
しかし、リフレッシュレートが高くることにより画面の表示回数が増えるため、消費電力が増えることになります。

タッチサンプリングレート

画面をタッチした回数を、1秒間に最大何回まで処理が可能かを指しています。
例えば、タッチサンプリングレート480Hzの場合、1秒間に最大480回の画面タッチを検出することができます。
しかし、1秒間に480回も画面をタッチができるとは思えず、240Hzぐらいで良いのでは無いかと言えるでしょう。

メモリー・ストレージ

ストレージとはパソコンのHDDやSSDのような記憶媒体と同じです。
メモリーは、起動中のアプリやOSの内容を保存したり、ストレージを先読みしてデータを貯めたりするところです。
ストレージとメモリーの違いは、ストレージは電源を切ってもデーターが残り、メモリーは電源を切るとデーターが消えるところでしょう。
ストレージが多ければ、多くのアプリやデーターの保存が可能となり、メモリーが多ければ複数のアプリを起動状態で維持することができます。
メーカーのスペック表には「ストレージ=ROM メモリー=RAM」と表記している場合があります。

Felica

おサイフケータイを利用する際に必要となります。
レジでスマホをタッチするだけで会計ができる、ガラケー時代からあるシステムになります。
PayPayやau Payのようなバーコード決済には必要がなく、バーコード決済をメインで使用している場合は必要ありません。

スピーカー

当サイトではスピーカの表記を、モノラル・ステレオ・デュアル・クアッドと表記しています。
モノラル:1基のスピーカーのみで、音が片側からしか出ません
ステレオ:1基のスピーカーと受話部からも音が出るため、擬似的なステレオになっています
デュアル:2基のスピーカーがあり両方から音が出るため、完全なステレオになっています
クアッド:左右に2基ずつ計4基のスピーカーがあり、4基のスピーカーから音が出るため迫力があります

充電速度

ワット数で表しており、数値が多くなるに連れ充電速度が速くなるため、充電時間が短くなります。
PD充電が主に使用されている充電方法で、稀にメーカー固有の特殊充電に対応している場合があるでしょう。
PD対応充電器を使用することで高速充電が可能になっています。
充電速度が速くなるとバッテリーへの負担が大きくなることがデメリットと言えるでしょう。