OnePlus 9RTが発表されました。
OnePlus 9RとOnePlus 9RTを比較しながら、どのように変わったかを検証していきます。
スペック比較
| OnePlus 9RT | OnePlus 9R | |
| 本体 | ||
| SoC | Snapdragon 888 | Snapdragon 870 |
| サイズ | 162.2×74.6×8.29mm | 161×74.1×8.4mm |
| 重量 | 198.5g | 189g |
| ディスプレイ | ||
| ディスプレイサイズ | 6.62インチ | 6.55インチ |
| パネル種 | 有機EL | 有機EL |
| 解像度 | 2400×1080 | 2400×1080 |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| タッチサンプリングレート | 600Hz | 240Hz |
| ストレージ | ||
| メモリ | 8GB / 8GB / 12GB | 8GB / 8GB / 12GB |
| ストレージ | 128GB / 256GB / 256GB | 128GB / 256GB / 256GB |
| カメラ | ||
| 背面メインカメラ | 50MP | 48MP |
| 超広角カメラ | 16MP | 16MP |
| マクロカメラ | 2MP | 5MP |
| モノクロカメラ | なし | 2MP |
| 前面カメラ | 16MP | 16MP |
| ネットワーク | ||
| 3Gバンド | 1/2/4/5/8/19 | 1/2/4/5/8/9/19 |
| 4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/ 20/28/34/38/39/40/41 | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/ 20/26/34/38/39/40/41/46 |
| 5G Sub6 | 1/3/5/8/28/40/41/78 | 1/3/41/78/79 |
| WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | 5.2 | 5.1 |
| SIM | Nano×2 | Nano×2 |
| micro SD | なし | なし |
| 機能 | ||
| 生体認証 | 顔認証/指紋認証 | 顔認証/指紋認証 |
| 防水/防塵 | なし/なし | なし/なし |
| イヤホンジャック | なし | なし |
| Felica | なし | なし |
| バッテリー | ||
| バッテリー容量 | 4500mAh | 4500mAh |
| 充電 | 65W充電 | 65W充電 |
| ポート | USB TypeC 2.0 | USB TypeC 3.1 |
SoC
スナドラ870から888へ変更されたことにより、OnePlus 9や9 Proと同じSoCを搭載することになります。
スナドラ888と言えば、バッテリーの消費が多い事と発熱が大きい事がリリース当初から言われています。
それに、870から888へ変更されても、体感的には変わらないでしょう。
重量・サイズ
200グラムを切っているとは言え、10グラム重くなった事はマイナスです。
サイズが若干大きくなった分、ディスプレイサイズも大きくなっていますが、これも重量が重くなった要因でしょう。
タッチサンプリングレート
普通のスマホで600Hzは珍しく、ゲーミングスマホ並みの性能を有しています。
タッチの速度が求められるゲームを行うなら、このタッチサンプリングレートは有能です。
カメラ
4眼カメラが3眼カメラに変更され、必要性に少ないモノクロカメラが廃止されています。
相変わらず望遠が無く、マクロを重視しており、近年は高級機のみに望遠が搭載される残念な流れになっています。
メインカメラの画素数が2MP増えていますが、この程度の画素が増えても大きな変化は感じられないでしょう。
対応バンド
4Gはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアフル対応しており、楽天モバイルはパートナーエリアでの使用も問題ありません。
5Gに関しては国内では使えません。
バッテリー
バッテリー容量の変更はありません。普通なら1日は余裕で持ちますが、バッテリー持ちが悪いと言われているスナドラ888で、この容量は少なくは無いでしょうか?
ポート
今では当たり前になっているUSB TypeCを搭載していますが、転送方式がUSB2.0とは今更感があります。
何故、USB2.0にしてコストダウンを図る必要があるのでしょうか?
フラグシップモデル級のスペックがありながら、ここを劣化させたことにより価値が下がってしまい勿体ないです。
外観


その他
今回発表された物が中国版で、中国版には搭載されているOSがoxygen OSではなく、Color OSとなります。
Color OSにはタスクキル問題もあり、Oxygen OSが搭載されていないのならOnePlusを選ぶ理由がありません。しかし、これは中国版だけの話でグローバル版はOxygen OSが搭載されています。
それに、9RT用のOxygen OSが公開されれば、中国版にOxygen OSを焼くことができるかもしれません。
Color OSの問題点を解説しています。
価格
8GB +128GB 3,299元(約5.8万円)
8GB +256GB 3,499元(約6.2万円)
12GB+256GB 3,799元(約6.7万円)
Aliexpress価格
OnePlus 9RT ¥69,529 – ¥82,297
OnePlus 9R ¥50,259 – ¥58,067
発売前ですのが、9RTは1万円ほど販売利益が乗せられています。
急ぎでなければ、独身の日やブラックフライデーで購入すると、安く買えるかも知れません。