Y!モバイルで機種変が何と1980円!? Libero 5G実機レビュー

目次

スペック

Libero 5G
本体
SoCSnapdragon 690
サイズ166×77×9.2mm
重量201.7g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.5インチ
パネル種IPS液晶
解像度2340×1080
リフレッシュレート60Hz
タッチサンプリングレート不明
記憶領域
メモリ4GB
ストレージ 64GB
カメラ
背面メインカメラ16MP
超広角カメラ8MP
望遠カメラなし
マクロカメラ2MP
前面カメラ8MP
ネットワーク
3Gバンド1/8
4Gバンド1/3/8/28/41/42
5G Sub61/28/77
WIFI802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1
SIMnanoSIM
micro SDあり
機能
生体認証背面指紋認証
イヤホンジャック あり
Felicaあり
スピーカーシングル
バッテリー
バッテリー容量 3900mAh
充電速度不明
ポートUSB TypeC

開封

外箱です。この機種は、Y! モバイルでの独占販売です。

同梱物

本体・マニュアル・SIMピン抜き・USBオーディオ変換ケーブル。

ケース・保護フィルム・充電器・充電ケーブルは付属してません。

ケースと保護フィルムは付属して欲しかったです。これが付属していれば充電後に即使用できるのに残念です。

本体背面

光沢があり、触ると指紋が付きます。そして、最近では珍しい背面指紋認証を採用しています。背面指紋認証の認証制度は、側面指紋認証より認証制度が高いです。

本体右側面

ボリュームボタンと電源スイッチがあり、良くあるスイッチの配列です。

起動

プリインストールアプリ

Y!モバイルで販売されていることもあり、Yahoo関係のアプリが多くインストールされています。それ以外は最小限のアプリがインストールされています。

本体重量

本体のみで205g

公式では201.7gとなっていますが、計測すると205gです。この重量の違いは、中華スマホでは良くあることです。

充電速度

PD充電器で充電すると、約15Wの充電速度に対応しており、気持ち程度の高速充電に対応しています。

SIMスロット

シングルSIM

SIMとmicroSDが使用でき、良くあるmicroSDとSIMの共有ではありません。キャリア製ということもあり、シングルSIM仕様になっています。

ベンチマーク

AnTuTu Ver.9

30万点を超えており、大半のゲームが画質を落とすこと、でスムーズな動作で遊ぶことができます。

Geekbench

シングルコアの結果です。

Snapdragon845より高く、Snapdragon855より少し低いです。

3年前のフラグシップモデルよりSoCの性能は上です。

Snapdragon845より少し劣ります。

シングルコアでは勝っていましたが、マルチコアになると劣ってしまいます。

Snapdragon835より勝っており、このSoCで動作するアプリは問題なく動作しますが、 3D処理が必要なアプリについては別です。


1980円で機種変できるLibero 5Gを開封しています、Yモバイルで機種変すればお得です【VOICEROID解説】

ゲーム動作

原神:最低設定で多少カクツキがあって、不自由を感じるかも知れません。

ダンカグ:全ての設定をオンにしても、スムーズに動作します。動作が軽いゲームなので、軽いゲームなら問題なく動作すると思われます。

プロセカ:設定を3DMV高品質にすると、音ゲーには致命的なタッチの遅延が発生する場面があり、この設定で遊ぶことはできません。しかし、3DMV標準にするとスムーズに動作します。

ミリシタ:39人ライブ超軽量で多少のもたつきがあり、それでも遊べないわけではありませんが、最高難易度まで上げると厳しいです。期待していなかった13人ライブ高画質では、スムーズに動作します。


Libero 5Gでゲーム動作検証、ミドルスペックスマホで原神とかが遊べるかな?【VOICEROID解説】

良い点

・Felicaが使用できる
Felicaが使えることにより、おサイフケータイの使用が可能となります。
カードを出したりスマホの画面を表示したりする必要が無く、スマホをかざすだけで支払いができる便利な機能です。

・microSDが使用できる
ROMの容量が少なく、動画や写真をmicroSDに入れることにより、ROMの使用量を減らすことができます。
microSDをうまく使用できれば、ROMの容量不足をカバーすることができます。

・背面指紋認証
背面指紋認証は側面指紋認証と比べて認証精度が高く、左右どちらの手で使用しても同じ指の動作でロック解除ができる、使い勝手が良い機能です。 

悪い点

・本体重量が重い
本体重量が200gを超えており、ケースを取り付けると220gになります。
冷却機能が搭載されていないミドルスペック機で、バッテリー容量も3900mAhと容量も少なく、この仕様なら本体のみで200g切ることが可能と思えるだけに、この重量は残念でなりません。

・RAMとROMが少ない
4GB/64GBは容量が少なく、RAMの4GBはアプリを変更するともたつくときがあるので、6GB以上欲しかったです
ROMが64GBでは、多くのゲームをインストールすると足らなくなりますが、それほどゲームをしないなら問題ないでしょう

・写真の画質が悪い

realme GT NEOとの比較です。

6400万画素と画素数の差は大きいですが、あえてこのクラスと比較してみます。

Libero 5GはAI補正を使用した状態で撮影を行いましたが、色が抜けたようになっています。最近のスマホとは思えないほどカメラ性能が低く、カメラ性能を求める方には向きません。

・アプリ単位での設定が少ない
アプリの自動起動やバッテリー制御項目が無く、常駐しているアプリがタスクキルされてしまいます。このように自動的に常駐が解除されてしまうと、そのアプリが受信する情報が受信できなくなります。

・顔認証に対応していない
この機種は背面指紋認証を採用しており、生体認証でのロック解除は手で持たないと行えません。机などに置いた状態では、指紋認証でロック解除ができません。
顔認証に対応していれば、電源ボタンを押せば顔認証でロック解除できますが、残念ながら顔認証には対応していません。
このような中途半端な仕様を、採用したのかが理解できません。

・背面指紋認証である
良い点でもあった、背面指紋認証が悪い点でも出てきました。
背面指紋認証の機種にケースを取り付けると、指紋認証部分に穴が開きます。
背面とはいえ本体の真ん中あたりに穴があいてると、デザイン的に決して良いとは言えず、デザインを気にする場合は、背面指紋認証を避けた方が良いです。

・シングルスピーカーである
片側からしか音が聞こえず、音楽などを聴いていると臨場感が全くありません。
このクラスなら仕方ない面もありますが、できることならデュアルスピーカーにしてもらいたかったです

総括

スペックの割にはよく頑張ってる方で、ゲーム動作の検証も行いましたが、画質にこだわりがなければ問題なく遊べます。

おサイフケータイに対応しており、スマホをかざすだけで支払いが終わる機能が搭載されていることは大きいです。

カメラが残念な点で、最近の機種とは思えないような画質です。カメラの画質に少しでも拘りがあるようでしたら、この機種は止めた方が良いです。

シングルスピーカーが搭載されているので音声の臨場感が乏しく、ゲームや音楽鑑賞と言った用途には向かない場合があります。

サブ機として使用しましたが、用途を限定した使い方なら、メイン機としての利用も可能です。

不満点も多い機種ですが、この性能が新品で1980円で購入できるなら、決して悪い買い物ではありません。

スマホ好きで、Y!モバイルを使用しているなら、この機種を体験するのもアリだと思います。

最後に、良い点が少ないのは、目立った点が少なかったからです。


1980円で購入できるLiberi 5Gの使用感を紹介【VOICEVOX解説】

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