Snapdragon 695Gを搭載しているOPPO Reno7 AとRedmi note 11 pro 5Gのスペックを比較して、どちらが優れているかを検証します。
メーカーが変われば、どのように変わるのでしょうか?
Redmi note 11 pro 5Gが優れている点
OPPO Reno7 Aが優れている点
同価格ならRedmi note 11 pro 5Gが良い
本体重量が許容できるなら、Redmi note 11 pro 5Gの方が全体的にまとまっており、販売価格が同じで、メイン機として利用する場合はRedmi note 11 pro 5Gをお勧めします。
OPPO Reno7 AがRedmi note 11 pro 5Gより15,000円以上の割引がある場合は、OPPO Reno7 Aをサブ機として利用することを考えてみるのも良いでしょう。
ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。
外観


ディスプレイ面のパンチホール位置が違い、センターの方が自撮りをする際に使い勝手が良くなっています。
ただし、自撮りを行わない場合はセンター以外の方が、パンチホールは邪魔になりません。
背面はカメラのレンズ配置が違うぐらいで、似たような作りになっています。
OPPO Reno7 Aの本体色は、スターリーブラック・ドリームブルーの2色で構成されています。
Redmi note 11 pro 5Gの本体色は、ポーラーホワイト・グラファイトグレー・アトランティックブルーの3色で構成されています。
スペック
OPPO Reno7 A | Redmi note 11 pro 5G | |
---|---|---|
本体 | ||
SoC | Snapdragon 695G | Snapdragon 695G |
サイズ | 159.7×73.4×7.6mm | 164.19×76.1×8.12mm |
重量 | 175g | 202g |
ディスプレイ | ||
ディスプレイサイズ | 6.4インチ | 6.67インチ |
パネル種 | 有機EL | 有機EL |
解像度 | 2400×1080 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz |
タッチサンプリングレート | 180Hz | 360Hz |
記憶領域 | ||
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
カメラ | ||
背面メインカメラ | 48MP | 108MP |
超広角カメラ | 8MP | 8MP |
モノクロカメラ | 2MP | なし |
マクロカメラ | なし | 5MP |
前面カメラ | 16MP | 16MP |
ネットワーク | ||
3Gバンド | 1/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
4Gバンド | 1/3/4/5/8/12/17/18/19/ 26/28/38/40/41/42 | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/ 18/19/20/26/28/38/40/ 41 |
5G Sub6 | 3/28/41/77/78 | 3/28/41/77/78 |
WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
SIM | nanoSIM/eSIM | IPX8/IP6X |
micro SD | あり | あり |
機能 | ||
生体認証 | 顔認証/画面内指紋認証 | 顔認証/側面指紋認証 |
防水/防塵 | IPX8/IP6X | IPX3/IP5X |
イヤホンジャック | あり | あり |
Felica | あり | あり |
スピーカー | シングル | デュアル |
バッテリー | ||
バッテリー容量 | 4500mAh | 5000mAh |
充電速度 | 18W | 67W |
ポート | USB TypeC | USB TypeC |
価格 | 44,800円 | 44,800円 |


付属品
OPPO Reno7 A
SIM取出し用ピン・保護フィルム・保護ケース・クイックガイド・安全ガイド
Redmi note 11 pro 5G
ACアダプタ・USB Type-C ケーブル・保護ケース・SIM取り出しツール・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせ
OPPO Reno7 Aには充電器とUSBケーブルが付属しておらず、別途用意する必要があります。
必要最小限の物が付属しているRedmi note 11 pro 5Gは、購入後即利用することができるでしょう。
本体
ケース次第で変わる本体サイズの差
全体のサイズはOPPO Reno7 Aの方が小さいですが、数ミリの差しか無く、ケース次第で変わる大きさです。
20グラム差の本体重量は、大きな差と言える

重量差が20グラム以上あり、OPPO Reno7 Aを持ってからRedmi note 11 pro 5Gを持てば、重量差が分かるほどの差になっています。
本体重量の差は大きくOPPO Reno7 Aが優れています。
ディスプレイ
ディスプレイのサイズ差は気にならない
Redmi note 11 pro 5Gの方がディスプレイサイズが大きくなっており、解像度が同じのため、表示する情報量に変化はありません。
ディスプレイのサイズ差は大したことがなく、並べてみないと分からないぐらいになっています。
リフレッシュレートは高いほうが良い

120Hzのリフレッシュレートの方が残像が残りにくく、90Hzでは残像が見える場合があります。
しかし、多くの場合は120Hzのリフレッシュレートで、残像が見えることはありません。
180Hzのタッチサンプリングレートでも十分と思える
180Hzのタッチサンプリングレートの場合は、1秒間にディスプレイタッチ回数が最大180回認識することが出来ます。
しかし、1秒間に180回もディスプレをタッチすることができるでしょうか?
1秒間に180回は厳しいと思われるため、タッチサンプリングレートは180Hzで十分だと言えます。
リフレッシュレート・タッチサンプリングレート共にRedmi note 11 pro 5Gの方が優れており、特に120Hzのリフレッシュレートは優秀です。
カメラ
画素数ではRedmi note 11 pro 5Gが圧倒的に優れている

Redmi note 11 pro 5Gが圧倒的に画素数で優れていますが、イメージセンサーとチューニング次第で写真の出来栄えが変わるため、「画素数=綺麗」にはなりません。
カメラについては実際の写真を比較してみないと分からない部分が多くなります。
モノクロカメラの用途は?
搭載している背面カメラが、モノクロカメラとマクロカメラの違いがあります。
モノクロカメラは用途が限定されるため、マクロカメラの方が用途が多いと思われます。
メインカメラの画素数はRedmi note 11 pro 5Gが圧倒的に高くなっています。
機能
機能面では側面指紋認証が優れている
側面指紋認証の方が認証速度と認証精度が高く、機能面では側面指紋認証の方が優れています。
しかし、画面内指紋認証は指紋認証機器が画面内にあることで、本体外観がスッキリしていると言えるでしょう。
完全防水・防塵対応のOPPO Reno7 A

OPPO Reno7 Aは最高ランクの防水性能を有しており、水深1メートルで30分間の水没に耐えることが出来ます。
Redmi note 11 pro 5Gは水深20センチで10分間の水没に耐えることができるでしょう。
両機種共に防塵性能が高く、OPPO Reno7 Aは最高の性能を有しており、Redmi note 11 pro 5Gは1ランク下の性能になっています。
シングルスピーカーよりデュアルスピーカーの方が良い
OPPO Reno7 Aの残念な点がスピーカーで、シングルとデュアルでは音の聞こえ方が違います。
特に音楽鑑賞・動画視聴・ゲームでは、スピーカーの差が大きくなるため、デュアルスピーカーの方が迫力のある音を楽しめるでしょう。
防水・防塵性能が高いOPPO Reno7 Aのシングルスピーカーは、致命的なデメリットになります。
バッテリー
バッテリー容量は多いほうが良い

4,500mAhのバッテリー容量は、Androidスマホで標準と言っても良い容量になっています。
近年ではバッテリー容量が5,000mAhの機種も増えてきていますが、4,500mAhあるなら十分と言えます。
Redmi note 11 pro 5Gのリフレッシュレートが高く、バッテリー消費量が多くなるため、500mAhの容量差は無いと言っても良いでしょう。
充電速度に圧倒的な差がある

充電速度に圧倒的な差があり、約40分でRedmi note 11 pro 5Gはフル充電が可能になっています。
OPPO Reno7 Aのフル充電に要する時間が約100分になっており、バッテリー容量の多いRedmi note 11 pro 5Gの方が、短い時間で充電できることが分かります。
バッテリー容量は余り機にしなくて良いも、充電速度の差が大きすぎます。
総括
OPPO Reno7 Aの優れている点が2点のみで、全体的にRedmi note 11 pro 5Gに劣っています。
特にシングルスピーカとデュアルスピーカーの差が大きく、外部スピーカーを接続しない限り、スピーカーの差を解消することが出来ません。
スピーカー以外の点は妥協することができると思えます。
OPPO Reno7 Aの利点は本体重量が軽いことで、手持ちで長時間利用すると、手の疲れ具合が変わってくるほどです。
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