概要
Windows10が軽快に動作しない古いPCが眠っていませんか?
折角のPCもOSが動作しなければ使うことができません。
このような問題を、動作の軽いChrome OS Flexをインストールすることで、解決することができるかもしれません。
準備
必要なもの
インターネット環境
インストール途中に数ギガバイトのダウンロードがあるため、固定回線以外を使用する場合は注意が必要です。
8GB以上のUSBメモリー
USB2.0・USB3,0のどちらでも良いですが、USB3.0に対応しているPCの場合は、USB3.0の方が速くて良いです。
特に、PCへインストールを行わずにUSBメモリーで使用する際には、USB3.0の方が良いです。
Windows11作成メディア用にフォーマットを行うので、データが消去されます。
ChromeブラウザをインストールしたPC
Chromeブラウザを使用してメディアを作成するため、ChromeブラウザでをインストールしたPCが必要になります。
Chromebook リカバリ ユーティリティの追加
Chromeブラウザを起動して、USBメモリーをPCに刺しておきましょう。
今回は、Windows10搭載PCを使用しています。
※Chromebook リカバリ ユーティリティを追加している場合は、飛ばしてインストールメデイアの作成へ進んでください。
Chromeウェブストアにアクセスします

Chromeに追加をクリックしましょう。

追加しても良ければ、拡張機能を追加をクリックしましょう。
これで、Chromeブラウザの拡張機能に、Chromebook リカバリ ユーティリティを追加しました。
インストールメディアの作成

ブラウザ右上の赤枠部分をクリックしましょう。

クリック後にメニューが開き、下部の拡張機能を管理をクリックしましょう。

Chromebook リカバリー ユーティリティの右下にあるスライドスイッチが右側に向いているかを確認します。
右側に向いていなければ、右側にしましょう。
このスイッチを右側にすることで、Chromebook リカバリー ユーティリティが利用可能になります。

Chromeブラウザ左上の、アプリをクリックしましょう。

アプリ一覧が表示され、復旧のアイコンをクリックしましょう。

8GBバイト以上の、USBメモリーかSDカードを用意して、PCと接続しましょう。
メディア作成を行う場合は、始めるをクリックしましょう。

リストからモデルを選択をクリックしましょう。


メーカーをクリック後に、メーカー一覧が表示され、リスト内からGoogle Chrome OS flexを探し、クリックしましょう。


製品を選択をクリック後に、製品一覧が表示され、Chrome OS flexをクリックしましょう。


使用するメディアを選択後に、続行をクリックしましょう。


USBメモリーにインストールを開始する場合は、今すぐ作成をクリックしましょう。
クリック後に、ダウンロードが始まり、その後にインストールが始まります。

Uインストールメディアの作成が完了しました。
別に作成を行わない場合は、完了をクリックしましょう。
USBメモリーから起動
Chrome OS flexを起動するPCへ、作成したUSBメモリーを刺します。
PCの電源を入れ、USBメモリーから起動するようにPCを設定します。
USBメモリーからの起動方法はPCによって違うため、各自で調べてください。
今回使用したLenovo ThinkPad E560で、USBメモリーからの起動方法を解説します。
Lenovo ThinkPadシリーズなら同じ方法で、USBメモリーから起動できるかも知れません。

PCを起動して、Enterキーを連打します。
連打しているとビープ音が鳴り、その後に左記の画面が表示され、ファンクションキーのF12を押します。

USB HDDで、Chrome OS flexのインストール用USBメモリーを選択します。
選択後にPCが再起動します。
HDMI接続でキャプチャーすると拡張表示の2画面目が録画されるため、カメラ撮影での画像になります。
カメラ撮影のため、画質が悪くなりますがご了承ください。

起動後に、言語選択を行います。
デフォルトが英語のため、言語を変更する場合は、赤枠部分をクリックしましょう。


Languageの赤枠部分をクリック後に、言語一覧を表示します。
日本語で使用する場合は、日本語をクリック後に、OKをクリックしましょう。


デフォルトはUS配列になっており、変更を行う場合はキーボードの赤枠部分をクリックしましょう。
日本語キーボードの場合は、日本語をクリック後に、OKをクリックしましょう。

言語とキーボードの設定が完了しました。
設定に間違いがなければ、始めるをクリックしましょう。

PCへインストールか、USBメモリーで起動して使用するかの選択ができます。
USBメモリーで起動する場合は、試してみるをクリックしましょう。
選択後に、次へをクリックしましょう。
PCへインストールを行う場合は、Chrom OS flexインストールを選択しましょう。
選択後に、次へをクリックしましょう。
その後はインストール確認へ

Chrome OS flexはネットワーク接続が必須となり、ネットワーク接続を行わないと先に勧めません。
ネットワーク接続後に、次へをクリックしましょう。

利用規約に同意するなら、同意して続行をクリックしましょう。

誰がPCを利用するかを選択します。
選択後に、次へをクリックしましょう。


Googleのメールアドレスとパスワードを入力後に、次へをクリックしましょう。


デバイスの同期とハードウェアデータ収集に同意する場合は、同意して続行をクリックしましょう。



Googleアシスタントの使用と、スマホに接続を行うかの選択ができます。
同意して続行かいいえを選択して、クリックしましょう。
どちらを選択しても、先に進むことができます。

これで設定が完了しました。
始めるをクリックすると、Chrome OS flexが起動します。

他のChromebookで設定を行っている場合は、設定の引き継ぎが行われ、壁紙等の変更があります。
しかし、USBメモリーから起動した場合は、最低限の設定のみ引き継がれます。
インストールを行うと、全ての設定が引き継がれます。
PCへインストール
USBメモリーで起動後


画面右下の時計をクリック後にメニューが表示されます。
メニュー上部の、ログアウトをクリックしましょう。

ログイン画面の下部に表示される、Chrome OS flexをインストールをクリックしましょう。
インストール確認


ハードドライブのデーターが削除されますが、よろしければChrome OS flexをインストールをクリックしましょう。
その後に最後確認が行われ、よろしければインストールをクリックしましょう。


インストールが始まり、後は待つだけです。
インストール完了後から60秒後に、PCが自動でシャットダウンします。
インストール後にPCを起動すると、初期設定を行う必要があります。

初期設定完了後に起動すると、Chromebookで設定している壁紙等の設定が引き継がれます。
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