楽天モバイル固定回線化のメリット・デメリット

楽天モバイルは月額2,980円(税別)で使い放題です。
楽天モバイル回線を固定回線として使用でき場合は安価で高速回線が使用できます、固定回線化ができるのかを解説します。

楽天モバイル固定回線化メリット

月々2,980円(税別)で使える
工事の必要がない
手軽に使える
いつでも解約できる

楽天モバイル固定回線化デメリット

楽天エリア内限定
高速回線が必要
同時接続できる機器が少ない
サポート体制が悪い

目次

固定回線化の条件

楽天エリア内であること

パートナーエリアの場合は、5GB/月しか利用できません。
固定回線の場合、5GBは一瞬で消費するため、固定回線に不向きです。

常時、高速回線である

回線速度が常時5Mbpsぐらいですと、遅すぎて固定回線には向きません。
最低でも、20Mbpsは欲しいところで、安定して高速回線であることが望ましいです。
特に、午後9時以降は回線速度が遅くなるため、午後9時以降に20Mbps以上の速度が出ていれば良いでしょう。

固定回線化の注意点

一応無制限である

以前は、10GB/日の制限がありましたが、0円プランを撤廃した際に完全無制限になりました。
無制限と言っても限度があると思われ、1TB/日のような使い方をすると制限がかかるのではないでしょうか?
そのため、数百GB以上の通信を毎日行う場合は厳しいと思われます。
以前は、10GB/日を超えると3Mbpsへの速度制限が行われており、現在でも速度制限が発生した場合は3Mbpsになるでしょう。

家の中で、一番速度の速い場所を探す

家の中でも設置場所によって通信速度が変わるため、通信速度が一番速い場所にモバイルルーターやスマホを設置します。
設置場所を探すことは手間ですが、設置場所が決まれば、その後は何もする必要がないため、手間でも手を抜かずに行いましょう。

同時接続台数に注意が必要

機器の同時接続台数が多ければ多いほど、各機器の通信速度が低下します。
ただし、接続のみで通信を行っていない機器は含まれず、同時に通信している機器がが対象です。

固定回線に向かない場合

同時接続機器が多い

同時に通信している機器が多いと、個々の回線速度が低下するため、回線速度次第ではストレスを感じながら使用することになります。

ネットゲームを良く遊ぶ

速度の遅い回線を使用してネットゲームを遊ぶ場合はラグが発生しやすくなり、最悪、ゲームサーバーから切断される可能性があります。
特にアクション系のような、ラグが命取りにのゲームをプレイする場合は、回線速度は重要です。

メリット

月々2,980円(税別)で使える

これが一番の理由です。
戸建てタイプの光回線を引く場合は、最低でも月々5,000円は必要になります。
しかし、月々2,980円(税別)の楽天モバイルを固定回線代わりに利用できるなら、毎月2,000円以上の節約になるでしょう。

工事の必要がない

光回線を導入するには工事が必要で、設置工事費用と撤去する場合は撤去費用がかかります。
借家や集合住宅の場合は、光回線を引くことを貸主が許可しないかも知れません。
許可が無ければ固定回線を引くことができませんが、楽天モバイルを固定回線代わりに使用するなら、貸主からの許可は必要なく、勝手に設置することができます。

手軽に使える

楽天モバイルを契約後に、モバイルルーターやスマホを設置するだけで使用でき、特別な配線や設定の必要はありません。

いつでも解約できる

光回線の場合は縛り期間があり、契約更新期間でないと解約金が発生します。
楽天モバイルは、好きなときに解約でき、解約金も発生しないため、お試し感覚で利用可能です。

デメリット

楽天エリア内限定

パートナーエリアは5GB/月しか使えず、月に使える容量が少ないため、固定回線で使うには無理があります。
そのため、楽天モバイルエリア内であることが絶対条件です。

高速回線が必要

回線速度が遅い場合は待ち時間が長くなるため、使い勝手が悪くなります。

同時接続できる機器が少ない

接続機器が多くなれば、個々の機器の回線速度が低下します。
光回線ほどの速度がないため仕方が無いと言えるでしょう。

サポート体制が悪い

固定回線化というより楽天モバイル自体の問題ですが、サポート体制は最悪です。
チャット対応もすぐには対応されない状態で、対応後も返事が返ってくるまで時間がかかります。
中には、数日待たされた可哀そうな人もいるようです。

総括

回線の速度次第で楽天モバイル回線を固定回線化することはできます。
固定回線化を考えている場合は、使用用途に回線速度が見合っているかを踏まえてから行ってください。
固定回線化を行い、利用に問題がなければ自宅のネット回線を解約しても良いでしょう。
ただし、先に自宅のネット回線を解約しないようにして下さい。

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