Aliexpressでスマホを購入する際の注意点と、為替手数料を安くする方法

中国から輸入を行う際に、日本語に対応しているAliexpressは手軽に利用できます。
Aliexpressで中国メーカー製スマホを購入する際に、同じ機種でも何種類もの違いがあることをご存じでしょうか?
ここでは、Aliexpressから輸入する際に、どの種類の機種を購入すると良いかを解説しています。
円建てで購入する際に、Aliexpressの価格より安く購入する方法も解説しています。

目次

中国メーカースマホとは

昨今は、中国メーカー製スマホが日本国内で販売している機種も多くなっています。
日本国内で販売している代表メーカーは、Xiaomi・OPPO・Black Shark・ZTEです。
日本国内で販売していない代表メーカーは、realme・oneplus・Vivo・HUAWEIになります。
中国メーカーのスマホは、中国国内での販売をメインに考えており、中国専売機種を海外にグローバル展開しています。
日本国内で販売している機種も元は中国専売モデルで、それを日本用にカスタマイズして販売しています。
Aliexpressでは、いろいろなモデルの機種を販売しており、中国専売モデルの購入も可能なため、間違って購入すると設定で困るのは明白です。

ROMの種類

同じ機種でも、大きく分けて3種類存在します。
スマホ本体に焼いているROMが違い、間違って購入すると複雑な設定を行ったり、最悪の場合ROM焼きをする必要があるでしょう。

Aliexpressで販売しているROMの種類には、チャイナROM・グローバルバージョン・グローバルROMを主に販売しています。
ここでは、各ROMについての解説です。

チャイナROM

Google Playがインストールされていないため、Playストアでダウンロード可能なアプリが利用できません。
Playストアの代わりに、中国の良くわからないアプリストアがインストールされており、そこからアプリをダウンロードすることになります。
中国のアプリストアにPlayストアのアプリもありますが、Google関係のアプリはありません。
最初から本体にインストールしているアプリの大半が中国の良くわからないアプリで、表記も中国語になっています。
Google Palyを別途インストールすることで、ある程度はグローバル版に近づける事はできますが、常用漢字ではなく中国語の漢字を使用するため、常用漢字に似ている違和感のある文字を見ることになるでしょう。
フォントを変更することで対処はきますが、知識が必要になります。

チャイナROM

チャイナROMの見分け方は、「CN version」や「China ROM」と表記しており、表記の無いものはチャイナROMと思って良いでしょう。
チャイナROMはグローバル版より安価に購入でき、扱うには知識が必要になります。

グローバルバージョン

メーカーがグローバルバージョンとして販売している機種です。
Aliexpressでスマホを購入する場合は、グローバルバージョンを購入することをお勧めします。

グローバルバージョン

「Global Version」と表記しています。
チャイナROMやグローバルROMより高価ですが、メーカーが販売している機種のため、安心感が持てるでしょう。

グローバルROM

グローバルバージョンと同じに見えますが、ショップでチャイナROMをグローバルROMに書き換えて販売しています。
中身はグローバルバージョンと代わりませんが、ショップで何か細工をされている可能性があり、信用に乏しい点が問題です。
機種によってはブートローダーアンロック状態のものを販売しており、改造機種と判断されるアプリがあるため、起動しないアプリがあります。

グローバルROM

「GLOBAL ROM」と表記しており、ショップでROM焼きした機種です。
グローバルバージョンより安価に購入できるため、リスクを許容できる場合は、購入してみるのも良いでしょう。

優良ショップの見分け方

Aliexpressのショップには悪徳なショップもあり、販売後にショップがなくなっている場合もあります。
このようなショップは、商品を発送したように見せかけて、実際は発送していない詐欺ショップです。
ここからは、詐欺ショップを見分ける方法の解説ですが、スマホ以外のものでも使える方法ですので、参考にしてください。

Aliexpress 評判

商品を検索すると、Amazonや楽天市場と同じようなに、商品一覧が表示されます。
赤線を引いてある箇所に注目してください。
「○○個販売」と表記しており、このショップが何個販売したかを示しています。
販売数の多いショップは名前が通っているショップが多く、それなりのリピーターがいるショップと思われるので、比較的安全に購入できるでます。
販売数の少ない全てのショップが悪いとは言いませんが、悪徳なショップが混じっている可能性が高く、できるだけ避ける方が無難です。

Aliexpress 評判

Aliexpressで商品が届かなくても泣き寝入りする必要はなく、Aliexpressに連絡するとAliexpressが’ショップと交渉をしてくれます。
ただし、Aliexpressとの話は日本語が使えず英語を使用しますが、翻訳サイトで翻訳した内容をそのまま送っても問題ありません。

Amazonや楽天市場よりAliexpressには悪徳ショップが多いですが、大半のショップは優良ショップです。
もし、悪徳ショップで購入してもAliexpressが解決してくれるため、極端に怖がる必要はありません。
解決まで返金されず、時間がかかったりするため、ある程度の自衛は必要です。

為替手数料について

Aliexpressはドルだけではなく円での購入が可能です。
基本はドル払いになっており、円払いの場合、円からドルへ交換する際の為替手数料が入っています。

Xiaomi 13の販売価格を例に上げると
ドル払いの場合は、659ドルで購入できます。

円で購入すると、101,508円です。
これをドルレートに変換すると、1ドル154円3銭になります。

当時のレートは、1ドル147円24銭です。
Aliexpressのレートから現在のレートを引くと、1ドル7円6銭の差となり、Xiaomi 13の販売価格差は、4,652円54銭となります。
約4,600円多くAliexpressに支払うことになります。

ちなみに、ドルで支払う場合は、カード会社から為替手数料を請求されますが、Aliexpressで円払いするよりは若干安いです。

このようにAliexpressで商品を購入すると、円建て・ドル建て共に高額な為替手数料がかかります。

為替手数料を安くする方法

ここからは、為替手数料を安くする方法です。

Revoultというアプリを使用することで、為替手数料を少なくすることができます。

下記よりアプリのダウンロードができます。

Revoult 為替

Revoultで円をドルに交換した際の為替が、1ドル147円38銭です。
現在のレートが147円24銭でしたので、14銭高くなっています。
Xiaomi 13の販売価格で計算すると、92円26銭高くなりました。
Aliexpressで円払いすると約4,600円の為替手数料に対して、Revoultでは約92円の手数料となり、Revoultを使用する方が安く購入できます。

Revoultを使用する際の注意

クレジットカードでRevoultにチャージすると1.7%の手数料が発生しますが、Aliexpressで直接購入するより安いです。
銀行振込を利用するとRevoultへの手数料は不要で、振込手数料のみでチャージができます。
振込手数料も、ネット銀行を利用すると月に数回無料になるため、ネット銀行から振り込むとお得です。
クレジットカードでチャージする際に、VISA・Masterブランドのカードは使用できますが、JCB・AMERICAN EXPRESSブランドは使用できません。

Aliexpressで購入する際は、Revoultを利用して購入すると為替手数料を安くできます。
アカウント作成やチャージの手間はありますが、手数料が安くなる分の価値はあるでしょう。

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