2023年9月22日にIphone 15 proが発売します。
ここでは、一世代前のIphone 14 proと新型Iphone 15 proのスペックを比較しながら変更点を解説しています。
Iphone 14 proが優れている点
Iphone 15 proが優れている点
価格差以上の性能差
10,000円の価格差ですが、価格差以上の性能差になっています。
新規で購入するなら、Iphone 15 proがお勧めです。
ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。
外観
Iphone 14 pro
![iphone 14 pro 外観](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2023/09/iphone-14-pro_01-860x1024.jpg)
Iphone 15 pro
![Iphone 15 pro 外観](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2023/09/iphone-15-pro_01.jpg)
外観に違いはなく、同じ機種のように見えます。
ディスプレイ面には、Iphone 15 proにも小窓が空いており、見た目が良くありません。
Iphone 14 pro
![Ip[hone 14 pro 本体色](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2022/09/Iphone-14_4-1024x723.jpeg)
Iphone 15 pro
![Iphone 15 pro 本体色](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2023/09/iphone-15-pro_02.jpg)
Iphone 14 proの外観色は、ディープパープル・ゴールド・シルバー・スペースブラックで構成しており、Iphone 15 proが、ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウムで構成しています。
共にブラック系とホワイト系で統一しているため、他の明るめの色がありません。
スペック
Iphone 14 pro | Iphone 15 pro | |
---|---|---|
本体 | ||
SoC | A16 | A17Pro |
サイズ | 147.5x71.5x7.85㎜ | 146.6x70.6x8.25㎜ |
重量 | 206g | 187g |
ディスプレイ | ||
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
パネル種 | 有機EL | 有機EL |
解像度 | 2556×1179 | 2556×1179 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
タッチサンプリングレート | 不明 | 不明 |
記憶領域 | ||
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB/256GB/ 512GB/1TB | 128GB/256GB/ 512GB/1TB |
micro SD | なし | なし |
カメラ | ||
背面メインカメラ | 48MP(f/1.78) | 48MP(f/1.78) |
超広角カメラ | 12MP(f/2.2) | 12MP(f/2.2) |
望遠カメラ | 12MP(f/2.8) 光学3倍 | 12MP(f/2.8) 光学3倍 |
前面カメラ | 12MP(f/1.9) | 12MP(f/1.9) |
ネットワーク | ||
3Gバンド | 850/900/1700/2100/ 1900/2100MHz | 850/900/1700/2100/ 1900/2100MHz |
4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/ 14/17/18/19/20/21/25/ 26/28/29/30/32/34/38/ 39/40/41/42/46/48/53/ 66/71 | 1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/ 14/17/18/19/20/21/25/ 26/28/29/30/32/34/38/ 39/40/41/42/46/48/53/ 66/71 |
5G Sub6 | 1/2/3/5/7/8/12/14/20/ 25/26/28/29/30/38/40/ 41/48/53/66/70/71/77/ 78/79 | 1/2/3/5/7/8/12/14/20/ 25/26/28/29/30/38/40/ 41/48/53/66/70/71/77/ 78/79 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM |
機能 | ||
生体認証 | 顔認証 | 顔認証 |
防水/防塵 | IPX8/IP6X | IPX8/IP6X |
イヤホンジャック | なし | なし |
Felica | あり | あり |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | ||
バッテリー容量 | 不明 | 不明 |
充電速度 | 20W充電 | 20W充電 |
無線充電速度 | MagSafe 15W/Qi 7.5W充電 | MagSafe 15W/Qi 7.5W充電 |
ポート | Lightning | USB TypeC 3.0 |
価格 | 149,800円/164,800円/ 194,800円/224,800円 | 159,800円/174,800円/ 204,800円/234,800円 |
![](https://time-gadget.com/wp-content/themes/swell/assets/img/no_img.png)
付属品
Iphone 14 pro
Lightningケーブル・マニュアル・SIM取り出しピン
Iphone 15 pro
USB-C充電ケーブル(1 m)・マニュアル・SIM取り出しピン
充電ケーブルが付属しているも、ACアダプターは付属していません。
appleはACアダプターが「余ってるだろう」と考えているみたいですが、少しでも付属品を減らしてコスト削減しているようにしか見えます。
付属品については、androidを見習って欲しいです。
本体
SoCの性能差は大きい
![Iphone 15 pro SoC](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2023/09/iphone-15-pro_03-1024x550.jpg)
AnTuTuベンチマークでIphone 14 proに搭載しているA16は約146万点あり、Iphone 15 proのA17Proは約164万点です。
両機種共にハイスペックな機種ではありますが、ゲーム以外の用途で性能差がなく、ゲームの画質やフレームレートが変わってきます。
ゲームアプリ以外の用途の場合、どちらの機種でも変わりません。
軽くなる本体重量
Iphone 15 proの本体重量が20グラム軽くなっています。
Iphone 14 proが重かったので、軽くなったIphone 15 proは好印象です。
SoCの性能が高くなり、本体重量が軽くなったIphone 15 proです。
ディスプレイ
ディスプレイのスペックは同じで、リフレッシュレートでも変更していて欲しかったです。
記憶領域
メモリー容量が増えたIphone 15 pro
メモリー6GBのIphone 14 proに対して、Iphone 15 proは8GBのメモリーを搭載しています。
メモリーが増えることで、OSのアップデートでメモリー不足に陥る可能性が低くなるメリットがあり、長く本体を使用するなら、メモリー量の多いIphone 15 proが良いです。
将来のことを考えて、メモリー容量が増えたIphone 15 proです。
128GBから1TBのストレージ容量があり、ユーザーが必要とする容量を選べる点はメリットでしょう。
カメラ
カメラに違いはなく、Iphone 15 proの手抜き感が伝わってきます。
ネットワーク
日本国内の使用で困ることはなく、最近流行りのeSIMにも対応しています。
機能
顔認証と完全防水・防塵に対応しており、おサイフケータイも使用できます。
バッテリー
USB TypeCを搭載
![Iphone 15 pro USB TypeC](http://time-gadget.com/wp-content/uploads/2023/09/iphone-15-pro_04-1024x683.jpg)
Iphone 15シリーズからUSB TypeCを搭載することで、Lightningの呪縛から解放されました。
やっとIphone 15 proにもUSB TypeCが搭載され、Iphoneユーザーは待ち焦がれていたでしょう。
USB TypeCを搭載することは、Iphone 14 proからの大きな進化と言えます。
見た目での大きな変更点となるUSB TypeCですが、これだけではセールスポイントが弱いと言えるでしょう。
総括
SoCの性能向上とメモリー容量の増えた点が、Iphone 15 proの見えない変更点です。
メモリー容量が増えることで、将来のアップデートに対応しています。
見える変更点は、USB TypeCと本体重量と小窓の空いたディスプレイです。
Iphone 14 proとIphone 15 proの小窓はユーザーが臨んだものではなく、appleの手抜きとしか思えません。
Iphone 14 proを下取りに出してIphone 15 proを購入すると、約9万円以上の差額で購入できますが、差額を払ってまで購入する価値はなく、機種変はお勧めしませんが、新規での購入はIphone 15 proが良いです。
価格に見合う性能がない両機種ですが、カメラ性能や充電速度を改善すれば、価格に見合う価値が出るかもしれません。
今のIphoneに魅力がなく、筆者は購入する気になれません。