【スペック比較】Xiaomi Pad 6 vs OPPO Pad 2 コスパが高い機種は?

XiaomiのハイミドルスペックタブレットXiaomi pad 6と、OPPOのハイスペックタブレットOPPO Pad 2のスペック比較です。
性能が高いXiaomi Pad 6も、OPPO Pad 2には敵わないと思えますが、実際はどのような結果になるでしょう。

Xiaomi Pad 6が優れている点

本体重量が軽い
タッチサンプリングレートが高い

OPPO Pad 2が優れている点

SoCの性能が高い
ストレージ容量が多い
バッテリー容量が多い
充電速度が速い

コスパが高いXiaomi Pad 6

メモリー8GBモデルで3万円の価格差があります。
SoCの性能が劣っているXiaomi Pad 6でも十分な性能を有しており、普段使いにで困ることはありません。
OPPO Pad 2はオーバースペックなところがあり、価格も高価なため、Xiaomi pad 6のコスパが高いです。

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ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

Xiaomi Pad 6

OPPO Pad 2

OPPO Pad 2 外観

似たようなディプレイ面ですが、タブレットは特徴が少なく似たようなデザインの機種が多いです。
背面のカメラ位置が違い、Xiaomi Pad 6はよくある位置ですが、OPPO Pad 2はタブレット上部の真ん中にカメラがあります。

グラビティグレー・シャンパンゴールド・ミストブルーの3色で構成しているXiaomi Pad 6は、タブレットでは珍しい本体色が選べる機種です。
OPPO Pad 2はグレーのみで、本体色は選べません。

スペック

Xiaomi Pad 6OPPO Pad 2
本体
SoCSnapdragon 870Dimensity 9000
サイズ253.95×165.18×6.51mm259×190×6.6mm
重量490g552g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ11インチ11.6インチ
パネル種LCD液晶LCD液晶(LTPS)
解像度1800×28802000✕2800
リフレッシュレート144Hz144Hz
タッチサンプリングレート240Hz120Hz/144Hz
記憶領域
メモリ6GB/8GB8GB
ストレージ 128GB256GB
micro SDなしなし
カメラ
背面メインカメラ13MP(f/2.2)13MP(f/2.2)
前面カメラ8MP(f/2.2)8MP(f/2.3)
ネットワーク
WIFI802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.25.3
GPSなしなし
機能
生体認証顔認証顔認証
防水非対応非対応
イヤホンジャック なしなし
スピーカークアッドクアッド
バッテリー
バッテリー容量 8840mAh9510mAh
充電速度33W充電67W充電
ポートUSB3.2 TypeCUSB TypeC
価格49,800円/59,800円89,800円

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付属品

Xiaomi Pad 6

ACアダプター・USB Type-C ケーブル・クイックスタートガイド・保証カード

OPPO Pad 2

USB Type-Cデータケーブル・ACアダプター・クイックガイド・安全ガイド(保証書付)

本体カバーと保護フィルム以外が付属しておらず、必要に応じて別途購入する必要があります。
本体カバーと保護フィルムが付属している機種を見たことがなく、これは仕方がないと諦めましょう。

本体

ゲームで分かるSoCの性能差

OPPO Pad 2 SoC

AnTuTuベンチマーク Ver.9でXiaomi Pad 6は約67万点あり、OPPO Pad 2は約102万点です。
ゲーム以外の用途でSoCに違いがなく、ゲームの画質とフレームレートに大きく影響を及ばします。
Xiaomi Pad 6は高画質でスムーズに動作しないゲームがあり、大半のゲームが標準画質でスムーズに動作しますが、OPPO Pad 2は大半のゲームが高画質で安定動作します。
ゲームで高画質を求めるなら、OPPO Pad 2が良いでしょう。

画面比率で変わる本体サイズ

画面比率が16:10のXiaomi pad 6に対して、OPPO Pad 2は7:5です。
そのため、OPPO Pad 2は縦長の本体になっており、iPadに近い形状になっています。

本体重量が違う

約60グラムの本体重量差があり、OPPO Pad 2の方が重いです。
本体が大きいOPPO Pad 2が重いのは仕方ありませんが、それでも重すぎます。
Xiaomi pad 6の本体重量を基準で考えると約520グラムが妥当な重量となり、OPPO Pad 2は約30グラム重いタブレットと言えるでしょう。

ゲームのみで分かるSoCの性能差です。

ディスプレイ

大きな違いの0.6インチ

0.6インチのディプレイサイズ差があり、両機種を実際に並べると違いが分かります。
11インチクラスになると0.6インチの違いで見え方が大きく変わることはなく、多少大きく表示される程度の違いです。
ディスプレイサイズより画面比率の違いが大きく、Xiaomi pad 6はスマホや一般的なタブレットと同じ比率ですが、OPPO Pad 2は4:3のiPadと似たような比率のため、書籍の見開き表示に向いています。
少しでも大きな表示を好む場合はOPPO Pad 2が良いでしょう。

LCD液晶搭載の機種

LCDとは液晶パネルを指し、両機種は液晶パネルを搭載しています。
OPPO Pad 2はLTPSを採用しており、Xiaomi pad 6は不明ですが似たようなパネルを採用していると思われます。

高解像度はオーバースペック

OPPO Pad 2 解像度

両機種は高解像度ですが、11インチクラスのタブレットにはオーバースペックです。
解像度が高くてもディスプレイが小さいため、きめ細やかに画像が表示されても分かりにくく、高解像度のメリットが生かせません。
高解像度は消費電力が高くなるデメリットがあり、メリットよりデメリットの方が大きいです。

連打ゲームで分かるタッチサンプリングレート

複数の指で連打が必要なゲームでタッチサンプリングレートの違いが分かります。
OPPO Pad 2はタッチサンプリングレートが低くタッチ抜けが発生する可能性があり、Xiaomi pad 6はOPPO Pad 2より可能性は低いです。
しかし、Xiaomi pad 6のタッチサンプリングレートは高くなく、場合によってはタッチ抜けの可能性はあります。

ディスプレイサイズより画面比率を重視した方が良いでしょう。

記憶領域

メモリー容量で変わる将来

現状は6GBのメモリーで十分ですが、OSのアップデート等でメモリー消費量が増えると8GB以上のメモリーが必要になります。
Xiaomi pad 6はメモリー容量を選べますが、将来を考えるならメモリー8GB一択となり、OPPO Pad 2はメモリー8GBのみです。

選べないストレージ容量

microSDが利用できないためストレージ容量は多い方が良いです。
256GBを搭載しているOPPO Pad 2はストレージ不足で困る可能性が低く、逆に余る可能性もありますが、Xiaomi Pad 6はストレージ不足で困る可能性があります。
用途次第で必要なストレージ容量が変わるため絶対とは言えませんが、256GBあれば困ることはないでしょう。

タブレットの用途に合わせてストレージ容量が選べない両機種です。

カメラ

似たようなカメラ性能ですが、カメラ性能は高くありません。

ネットワーク

Bluetoothのバージョン違いは、大した違いではありません。

機能

顔認証・非防水・クアッドスピーカーは、近年発売したタブレットの標準仕様です。

バッテリー

ないに等しいバッテリー容量差

OPPO Pad 2 バッテリー容量

OPPO Pad 2はディスプレイが大きく解像度が高いため、Xiaomi Pad 6より消費電力が多いです。
そのため、多くなっているバッテリー容量がディスプレイで消費され、似たような稼働時間になると思えます。

2倍の充電速度

OPPO Pad 2の充電速度はXiaomi Pad 6より2倍の充電速度です。
OPPO Pad 2はフル充電に約70分必要で、Xiaomi Pad 6は約2時間必要になります。

大容量バッテリーを搭載しているタブレットには高速充電が必要です。

総括

SoCの性能が大きく違う両機種ですが、用途次第でOPPO Pad 2はオーバースペックです。
ゲームのみでSoCの違いが分かり、他の用途では違いがなく、ゲームも画質に拘らなければXiaomi Pad 6でもスムーズに動作します。
画面比率の違いも大きく、iPadのような比率が良い場合はOPPO Pad 2となり、Xiaomi Pad 6はスマホと同じ比率です。
3万円の価格差は妥当と言えず、Xiaomi Pad 6の方がコスパは高く、OPPO Pad 2は1万円ほど高いと思えます。

筆者の環境では、オーバースペックのOPPO Pad 2を購入する気にはなれませんが、Xiaomi Pad 6は機会があれば購入しようと思っています。

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