【スペック比較】Xiaomi 12 Lite(Global) vs Xiaomi 13 Lite(Global) SoC・スピーカー・ディスプレイの違い

Xiaomiの高性能ミドルスペック機であるXiaomi 13 Liteと、一世代前のXiaomi 12 Liteのスペック比較です。
進化が頭打ちしているスマホ業界において、一世代の違いは大して違いに思えません。

※グローバル版は技適未取得のため、日本国内での使用は電波法に抵触する可能性があります。

Xiaomi 12 Lite(Global)が優れている点

デュアルスピーカーを搭載

Xiaomi 13 Lite(Global)が優れている点

SoCの性能が高い
バッテリー容量が多い

価格差以上の性能差がない

同条件でAliexpressの販売価格に約110ドルの違いがあり、Xiaomi 13 Liteの方が高価です。
SoCの性能とバッテリー容量の違いは大きくなく、価格差を考えるとXiaomi 12 Liteの方がコスパは高くなっています。

Aliexpressで販売中
Aliexpressで販売中

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

Xiaomi 12 Lite(Global)

Xiaomi 12 Lite 外観

Xiaomi 13 Lite(Global)

Xiaomi 13 Lite 外観

Xiaomi 12 Liteは多くのXiamoi製機種に採用している、センターパンチホールを採用しています。
対するXiaomi 13 LiteはIphoneを思わせる細長いノッチを採用しており、Iphoneを意識しているように思えます。
Xiaomi 12 Liteは平面ディスプレイに対して、曲面ディスプレイのXiaomi 13 Liteです。
扱いに慣れが必要な曲面ディスプレイは、慣れるまで扱いにくいディスプレイになります。
背面は共に三眼カメラであり、Xiaomi 13 Liteは二眼カメラに見えますが、大きなカメラに見える部分に二眼カメラがあります。

Xiaomi 12 Liteの本体色はBlack・Lite Green・Lite Pinkであり、Xiaomi 13 LiteはLite pink・Black・Lite blueの共に3色で構成しています。
Xiaomi 12 LiteのLite Greenが特徴のある色で、Xiaomi 13 Liteには特徴のある色はありません。

スペック

Xiaomi 12 Lite(Global)Xiaomi 13 Lite(Global)
本体
SoCSnapdragon 778GSnapdragon 7 Gen 1
サイズ159.3×73.7×7.29mm159.2×72.7×7.23mm
重量173g171g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.55インチ6.55インチ
パネル種有機EL有機EL
解像度2400×10802400×1080
リフレッシュレート120Hz120Hz
タッチサンプリングレート240Hz240Hz
記憶領域
メモリ6GB/8GB/8GB8GB
ストレージ 128GB/128GB/256GB128GB/256GB
micro SDなしなし
カメラ
背面メインカメラ108MP50MP(f/1.8)
超広角カメラ8MP(f/2.2)8MP(f/2.2)
マクロカメラ2MP(f/2.4)2MP(f/2.4)
前面カメラ32MP(f/2.45)32MP(f/2.4)
ネットワーク
3Gバンド1/2/4/5/6/8/191/2/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/26/28/32/
38/40/41/42/48/66
1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/26/28/32/
38/40/41/66
5G Sub61/3/5/7/8/20/28/38/
40/41/66/77/78
1/3/5/7/8/20/28/38/
40/41/66/77/78
WIFI802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.25.2
SIMnanoSIM/nanoSIMnanoSIM/nanoSIM
機能
生体認証顔認証/画面内指紋認証顔認証/画面内指紋認証
防水/防塵不明不明
イヤホンジャック なしなし
Felicaなしなし
スピーカーデュアルシングル
バッテリー
バッテリー容量 4300mAh4500mAh
充電速度67W充電67W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格

Aliexpressで購入時の注意点

あわせて読みたい
Aliexpressでスマホを購入する際の注意点と、為替手数料を安くする方法 中国から輸入を行う際に、日本語に対応しているAliexpressは手軽に利用できます。Aliexpressで中国メーカー製スマホを購入する際に、同じ機種でも何種類もの違いがある...

当サイトで使用している専門用語を下記で解説しています

あわせて読みたい
専門用語の解説 当ブログで使用している専門用語を簡単に解説しています。 【SoC】 パソコンで言うCPUに該当します。スマホの処理能力を左右する演算装置であり、グラフィック処理も同...

下記で詳しく解説しています

あわせて読みたい
【スペック解説】Xiaomi 12 Lite(Global) 価格に見合う性能がありコスパは良い 2022年にXiaomiより発売したグローバル版Xiaomi 12 Liteのスペック解説です。日本国内でも発売したMi 11 Lite 5Gの後継機にあたる機種のスペックはどのようなものでしょ...
あわせて読みたい
【スペック解説】Xiaomi 13 Lite(Global) 高性能なミドルスペック機でも円安では高価な機種 Xiaomiより発売中のXiaomi 13 Liteのスペック解説です。日本国内で販売されていないグローバル版になりますが、Xiaomi のミドルスペック機はどのような性能でしょう。 X...

付属品

Xiaomi 12 Lite(Global)

ACアダプター・USB Type-C ケーブル・SIM 取り出しツール・保護フィルム・保護ケース・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせ

Xiaomi 13 Lite(Global)

ACアダプター・USB Type-C ケーブル・SIM 取り出しツール・保護フィルム・保護ケース・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせ

共にXiaomi標準の付属品が付属しており、必要最低限のものが揃っています。

※ACアダプターは中国国内用の形状のため、日本国内で使用する際は変換アダプターが必要です。

本体

SoCの性能差は小さい

AnTuTuベンチマーク Ver.9でXiaomi 12 Liteは約52万点のスコアがあり、Xiaomi 13 Liteは55万点です。
ゲーム以外の用途で困ることはなく、画質とフレームレートを下げることで大半のゲームがスムーズに動作します。
ベンチマークで3万点の違いは大きいように見えますが、ゲーム以外の用途で違いはなく、ゲームも動作環境が若干かわるぐらいです。

似たような本体サイズと本体重量であり、本体サイズに対して共に軽めの本体重量です。

ディスプレイ

ミドルスペック機に相応しいディスプレイを採用しています。
リフレッシュレートが高く、スムーズなスクロールが期待できるでしょう。

記憶領域

メモリー容量が選べるXiaomi 12 Liteも・・・

今からスマホを購入する際は、メモリー8GB以上が必須になります。
メモリー6GBでも現状は困りませんが、近い将来にメモリー8GBの時代が来ると思われるため、今後を考えるならXiaomi 12 Liteのメモリー容量は8GB一択です。
Xiaomi 13 Liteのメモリー容量は8GBしかなく、十分なメモリー容量を確保できています。

同条件のストレージ容量

Xiaomi 12 Liteでメモリー8GBを選ぶと、128GBと256GBのストレージ容量を選ぶことができ、Xiaomi 13 Liteと同じ条件になります。
microSDが使えないため、ストレージ容量は多い方が良く、256GBを選ぶとストレージ容量で困ることはありません。

8GBのメモリーと256GBのストレージが、最適な条件です。

カメラ

画素数の違いみのメインカメラ

Xiaomi 12 Liteの108MPは画質が良くなるのではなく、ファイルサイズが大きくなるだけです。
Xiaomiのカメラは、ハイスペック機でも平凡な画質の機種が多く、ミドルスペック機の両機種に画質を期待するのは酷のように思えます。
メインカメラの画質に大きな違いがないものと思われるため、画素数の違いのみと思っても良いでしょう。

メインカメラ以外は同じような性能のため、Xiaomi 12 Liteで余ったカメラをXiaomi 13 Liteに使いまわしているように思えます。

ネットワーク

ネットワークに違いがなく、日本国内の使用で困ることはありませんが、技適未取得の機種を日本で使用すると電波法に抵触する可能性があります。

機能

スピーカーの違いは大きい

Xiaomi 12 Lite スピーカー

1基のスピーカーを搭載しているXiaomi 13 Liteは、1基のスピーカーのみから音声が流れるモノラルです。
Xiaomi 12 Liteは2基のスピーカーを搭載しており、完全ステレオに対応しています。
モノラル音声とステレオ音声の違いは歴然であり、Xiaomi 12 Liteの方が優れています。

内臓スピーカーで動画や音楽を見聞きする際は、デュアルスピーカーのXiaomi 12 Liteを選ぶと良いでしょう。

バッテリー

バッテリー容量の違いは稼働時間の違い

Xiaomi 13 Lite バッテリー容量

バッテリー容量が200mAhの違いがあり、Xiaomi 13 Liteの方が稼働時間は長くなります。
Xiaomi 12 Liteにも4500mAh以上のバッテリー容量が欲しいところですが、バッテリー容量を増やすと本体重量が重くなるデメリットがあり、本体重量を重くしたくない意図がXiaomiにはあるのでしょう。

共に67Wの充電速度に対応しており、フル充電に要する時間が40分です。

総括

似たような性能の両機種ですが、SoC・バッテリー容量・スピーカー・ディスプレイが違います。
SoCとバッテリー容量は気にするような違いではなく、スピーカーとディスプレイは大きな違いです。
特に、癖の強い曲面ディスプレイはユーザーを選ぶため、ディスプレイ選びは慎重になる必要があります。
内臓スピーカーを使用する場合、Xiaomi 12 Liteのデュアルスピーカーが良く、Xiaomi 12 Liteは万人受けする機種です。

筆者のお勧め

SoCの性能は下がりますが、平面ディスプレイにデュアルスピーカーを搭載している、Xiaomi 12 Liteをお勧めします。
ユーザーを選ぶ曲面ディスプレイより、万人受けする平面ディスプレイの方が、購入後の後悔がないからです。

他機種との比較です

あわせて読みたい
【スペック比較】Mi 11 Lite 5G(国内版) vs Xiaomi 13 Lite(Global) スペックでは健闘しているMi 11 Lit... 2023年に発売したXiaomi 13 Liteグローバル版と、2021年に日本国内で発売したMi 11 Lite 5Gのスペック比較です。二世代の違いがあるため、Xiaomi 13 Liteの方が優れてい...
Aliexpressで販売中
Aliexpressで販売中

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次