【スペック比較】OPPO A79 5G vs OPPO A77 価格以上の性能差があるOPPO A79 5G

OPPOよりOPPO A77の後継機と思われる、OPPO A79 5Gが発売しました。
両機種を比較して、OPPO A79 5Gがどのように進化しているかを、スペックを比較しながら項目ごとの違いを解説しています。

ここではスペックの違いを解説しています。

OPPO A79 5Gが優れている点

SoCの性能が高い
解像度が高い
リフレッシュレートが高い
タッチサンプリングレートが高い
5Gに対応
おサイフケータイが使える

OPPO A77が優れている点

なし

価格差以上の性能差

SoCの性能差が大きく、5,000円以上の性能差があります。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

OPPO A79 5G

OPPO A79 5G 外観

OPPO A77

OPPO A77 外観

センターパンチホールを採用しているOPPO A79 5Gに対して、OPPO A77はウォータードロップノッチです。
パンチホールがandroid機の主流のため、一世代前のウォータードロップノッチを採用する機種が少なく、OPPO A77は2023年に発売した機種には見えない古さがあります。
背面のカメラ周辺に違いがあり、ロゴの位置も違います。

OPPO A79 5Gの本体色はミステリーブラック・グローグリーンがあり、OPPO A77はブラック・ブルーの2色があります。
OPPO A79 5Gのグローグリーンと、OPPO A77のブルーが特徴のある色です。

スペック

OPPO A79 5GOPPO A77
本体
SoCDimensity 6020MediaTek Helio G35
サイズ166×76×8mm163.7×75.0×8.0mm
重量193g187g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.7インチ6.5インチ
パネル種LCDLCD(A-si)
解像度2400✕10801612✕720
リフレッシュレート90Hz60Hz
タッチサンプリングレート180Hz60Hz
記憶領域
メモリ4GB4GB
ストレージ 128GB128GB
micro SDあり(最大1TB)あり(最大1TB)
カメラ
背面メインカメラ50MP(f/1.8)50MP(f/1.8)
深度カメラ2MP(f/2/4)2MP(f/2/4)
前面カメラ8MP(f/2.0)8MP(f/2.0)
ネットワーク
3Gバンド1/2/4/5/6/8/191/2/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/26/28/38/39/
40/41/42
1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/
18/19/26/28/38/41/66
5G Sub61/3/28/41/77/78非対応
WIFI802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.35.3
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/nanoSIM
機能
生体認証顔認証/側面指紋認証顔認証/側面指紋認証
防水/防塵IPX4/IP5XIPX4/IP5X
イヤホンジャック ありあり
Felicaありなし
スピーカーステレオステレオ
バッテリー
バッテリー容量 5000mAh5000mAh
充電速度33W充電33W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格29,800円24,800円

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付属品

OPPO A79 5G

保護フィルム(貼付済み)・SIM取出し用ピン・クイックガイド・安全ガイド

OPPO A77

ACアダプター・USB Type-Cケーブル・SIMカードスロット用ピン・保護ケース・保護フィルム(貼付済み)・安全ガイド・クイックガイド

保護フィルムのみが付属しているOPPO A79 5Gに対して、OPPO A77は必要最低限のものが付属しています。
同じメーカーの機種でも付属品に違いがあり、OPPO A79 5Gは価格を抑えるために付属品を減らしていると思われますが、保護ケースだけは付属して欲しかったです。

本体

違いすぎるSoCの性能

OPPO A79 5Gに搭載しているDimensity 6020をAnTuTuベンチマーク Ver.10で計測すると約38万点あり、OPPO A77のHelio G35は約12万点です。
OPPO A77はAnTuTuベンチマーク Ver.9での計測結果のため、AnTuTuベンチマーク Ver.10で計測すると14~16万点ぐらいと思われます。
AnTuTuベンチマークの計測結果から、OPPO A79 5Gはミドルスペック機となり、OPPO A77はロースペック機に該当します。
ゲーム以外のアプリが問題なく動作するOPPO A79 5Gは、画質やフレームレートを下げることで大半のゲームがスムーズに動作するでしょう。
OPPO A77はゲーム以外のアプリでもスムーズに動作しないアプリがあり、簡単なゲーム以外は動作しません。

本体重量が軽めのOPPO A79 5G

6グラムの本体重量差ですが、OPPO A79 5Gの方が本体は大きく、本体サイズに対して軽い機種になります。
一方のOPPO A77は本体サイズに対して、標準か少し重い本体重量です。

SoCの性能が高いOPPO A79 5Gは、OPPO A77より多くの用途に対応しています。

ディスプレイ

0.2インチで見やすさが変わる

OPPO A77より0.2インチ大きいディスプレイを搭載しているOPPO A79 5Gは、文字や画像が大きく表示され見やすいです。
ディスプレイが大きくなると本体サイズが大きくなり、重量も重くなる点がデメリットですが、OPPO A79 5Gの本体重量はディスプレイサイズ差ほどの重量差ではありません。

良く見ないと分からない解像度

一般的なandroid機の解像度は2400✕1080のため、OPPO A79 5Gは一般的な解像度になり、OPPO A77は低い解像度になります。
階層度が低くても6.5インチディスプレイでは、良く見ないと解像度の違いは分からないため、解像度の違いを気にする必要はありません。

残像が大きく変わるリフレッシュレート

リフレッシュレート90HzのOPPO A79 5Gは、スクロールがスムーズになり残像が見えにくくなります。
OPPO A77のリフレッシュレートが60Hzのため、残像が見えやすいです。
ロースペック機のリフレッシュレートは60Hzが標準のため、OPPO A77のリフレッシュレートが低いわけではありません。

連打ゲームに向かないタッチサンプリングレート

共に複数の指で連打を行うゲームに不向きなタッチサンプリングレートのため、タッチ抜けが発生する可能性があります。
SoCの性能が低いOPPO A77は、連打を行うようなゲームがスムーズに動作する可能性が低く、ゲームに不向きな機種はタッチサンプリングレートを考える必要が無いかのも知れません。

ロースペック機に相応しいOPPO A77のディスプレイ関係であり、ミドルスペック機としては物足りないOPPO A79 5Gです。

記憶領域

メモリー4GBが致命的ですが、ストレージより最大4GBの拡張が可能なため、最大8GBのメモリーとして使用できます。

カメラ

カメラ性能に違いがなく、同じカメラを搭載している可能性が高いです。

ネットワーク

5G対応のOPPO A79 5G

5Gに対応しているOPPO A79 5Gは、docomoの5G対応エリア内で4G接続になる可能性があり、これはn79非対応のために発生する現象です。
日本国内の全ての通信キャリアは4Gに対応しているため、5G非対応のOPPO A77でも日本国内の使用で困ることはありません。

最近流行りのeSIM

デュアルSIMで使用する際は、eSIM非対応の通信キャリアがあり、eSIMに対応しているOPPO A79 5Gは確認が必要です。
OPPO A77は物理SIMのみのため、すべての通信キャリアで使用できます。

5GとeSIM対応はメリットが少なく、非対応でも困ることはありません。

機能

Felica搭載でおサイフケータイ対応

OPPO A79 5Gは、スマートSuicaやiDのようなおサイフケータイが使用できます。
おサイフケータイ非対応のOPPO A77でも、VISAタッチやMasterコンタクトレスのようなタッチ決済が使用できますが、おサイフケータイ必須の際はOPPO A79 5Gが良いでしょう。

共に、日常防水程度の防水性能があり、疑似ステレオに対応しています。

バッテリー

同じ33Wの充電速度ですが、OPPO A77はロースペック機としては充電速度が速く、OPPO A79 5Gはミドルスペック機で一般的な充電速度です。

総括

OPPO A77は良い部分が無く、SoCも2023年に発売した機種とは思えない性能です。
ミドルスペック機としては平均以下のSoCを搭載しているOPPO A79 5Gは、OPPO A77より用途が多くなりますが、メモリー4Gが大きなマイナスになります。
ストレージから最大4GBをメモリーとして使用でき、8GBのメモリーは十分なメモリー容量です。
ストレージをメモリーとして使用すると、ストレージはメモリーよりアクセス速度が遅くなり、一瞬動作が止まる可能性があります。

筆者のお勧め

ストレージより4GBをメモリーとして使用する場合に限り、価格に見合う性能のOPPO A79 5Gをお勧めします。

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