【スペック比較】OPPO A79 5G vs moto g24 おすすめは用途によって変わる

2024年に販売したOPPO A79 5Gとmoto g24のスペック比較です。
motorola製のmoto g24はロースペック機のため、OPPO製のミドルスペック機であるOPPO A79 5Gが優れていると思われますが、実際はどのような違いがあるのでしょう。

ここではスペックの違いを解説しています。

OPPO A79 5Gが優れている点

SoCの性能が高い
5Gに対応
防水性能が若干高い
おサイフケータイが使える
充電速度が速い

moto g24が優れている点

本体が軽い
メモリー容量が多い

価格相応の機種

価格に見合う性能の両機種は、コスパが良い機種になっています。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

外観

共にセンターパンチホールを採用しており、似たようなデザインのディスプレイ面です。
背面のカメラ周りとロゴに違いがあり、共に二眼カメラを搭載しています。

OPPO A79 5Gの本体色はミステリーブラック・グローグリーンがあり、moto g24はマットチャコール・アイスグリーンの2色があります。
OPPO A79 5Gのグローグリーンとmoto g24のアイスグリーンが特徴のある色です。

スペック

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付属品

OPPO A79 5Gは保護フィルムのみ付属しており、moto g24は本体カバーのみが付属品になります。
安価な機種のため、付属品が省かれるの仕方ありませんが、本体カバーと保護フィルムは付属して欲しかったです。

本体

大きい性能差のSoC

OPPO A79 5Gに搭載しているDimensity 6020をAnTuTuベンチマーク Ver.10で計測すると約38万点あり、moto g24のHelio G85は約27万点になります。
AnTuTuベンチマークの計測結果を見ると、OPPO A79 5Gはミドルスペック機としては性能が高くなく、ロースペック機の中では高い性能のmoto g24です。
ゲーム以外の一部アプリがスムーズに動作しないmoto g24に対して、OPPO A79 5Gはゲーム以外のアプリはスムーズに動作します。
OPPO A79 5Gで画質とフレームレートを下げても、一部のゲームはスムーズに動作しません。

軽めの本体

共に本体サイズに対して、軽めの本体になっており、特にmoto g24の181グラムは、かなり軽い本体重量です。

SoCの性能差は大きく、性能が高いOPPO A79 5Gはmoto g24より多くの用途に対応できます。

ディスプレイ

見やすさ重視はOPPO A79 5G

ディスプレイが大きくなると、文字や画像が大きく見やすくなる反面、本体サイズが大きくなり、本体重量も重くなります。
本体が小さく軽いmoto g24か、ディスプレイが大きいOPPO A79 5Gかは、好みの方を選ぶと良いでしょう。

気にならない解像度の違い

moto g24の解像度がOPPO A79 5Gより低いですが、6.6インチディスプレイでは解像度の違いがわかりにくく、良く見ないと違いが分からないため、解像度の違いを気にする必要はありません。

LCDはIPS液晶と似たような機構のディスプレイパネルです。

記憶領域

メモリー容量は8GB

今からスマホを購入する際は、8GB以上のメモリー容量が必須条件になります。
メモリー8GBを搭載しているmoto g24は問題ありませんが、OPPO A79 5Gは4GBのメモリー容量です。
OPPO A79 5Gはストレージから最大4GBをメモリーとして使用することができ、最大8GBのメモリーで使用できます。
しかし、ストレージはメモリーよりアクセスが遅く、場合によっては動作が遅くなる可能性があります。

ストレージ不足の際は、microSDを活用することでストレージ不足を解消できます。

カメラ

マクロカメラと深度センサーの違い

OPPO A79 5Gに深度センサーがあり、moto g24にはマクロカメラがあります。
物体を立体的に捉えることができる深度センサーですが、ミドルスペック以下の深度センサーは性能が低く、過度な期待は禁物です。
20MPのマクロカメラを搭載しているmoto g24は、マクロカメラとしては画素数が高く実用的ですが、価格相応の性能と思われるため、こちらも過度な期待をしない方が良いでしょう。

似たような性能のメインカメラと前面カメラを搭載しており、同じような画質になると思われます。

ネットワーク

対応バンドが多いOPPO A79 5G

日本国内の使用で、5G非対応のmoto g24でも困ることはありません。
4Gの対応バンドが少ないmoto g24を海外で使用する際は、国によっては電波状態が悪くなる可能性があり、海外での使用を考えている場合は、対応バンドが多いOPPO A79 5Gが良いでしょう。

通信キャリアを選ぶeSIM

eSIM非対応の通信キャリアがあり、OPPO A79 5GをデュアルSIMで使用する際は注意が必要です。
物理SIMのみのmoto g24は、全ての通信キャリアで使用できます。

Bluetoothに大きな違いがなく、同じと思っても問題ありません。

機能

水没に耐えられない防水性能

日常防水程度の防水性能があるOPPO A79 5Gに対して、moto g24は降雨に耐えられる程度の防水性能です。
共に水没に耐えられる防水性能はなく、水回りで使用する際は注意してください。

Felicaの有無でおサイフケータイがかわる

Felicaを搭載しているOPPO A79 5Gはおサイフケータイに対応しており、スマートSuicaやiDのようなタッチ決済が使用できます。
NFCに対応している両機種は、VISAタッチやMasterコンタクトレスのようなタッチ決済に対応しており、普段利用している決済方法でFelicaの有無が変わります。

ミドルスペック以下の機種で、標準になっている機能に対応しています。

バッテリー

妥当な充電速度

33W充電に対応しているOPPO A79 5Gは、ミドルスペック機で標準の充電速度になります。
moto g24の15W充電も、ロースペック機では標準の充電速度です。
両機種は充電速度に2倍以上の違いがあり、60分ぐらいの充電時間差になります。

大容量バッテリーに遅い充電速度はバランスが悪いです。

総括

ミドルスペック機のOPPO A79 5Gは、ゲーム以外の用途で困ることがなく、メイン機として使用できる性能の機種です。
ロースペック機の中で性能が高いmoto g24は、サブ機としての利用は問題ありませんが、メイン機では用途が限定されるため、多少のカクつきが発生しても問題がない場合にのみ、メイン機として使用できます。

筆者のお勧め

価格差を考えるとOPPO A79 5Gの方が良く、ストレージ4GBをメモリーとして使用する場合に限り、OPPO A79 5Gをお勧めします。

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