手頃な価格帯ながら、スペックや使い勝手にもしっかりこだわりたい人にぴったりなのが「OPPO Reno 13 A」です。6.7インチの大画面に有機ELパネル・120Hzの高リフレッシュレート・5800mAhの大容量バッテリー、さらにOIS搭載の5,000万画素カメラなど、このクラスとは思えない充実した仕様を備えています。
ここでは、OPPO Reno 13 A の特徴やスペックをひとつひとつ解説し、どんなユーザーに向いているかを徹底的に掘り下げていきます。
購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
OPPO Reno 13 Aの良い点
OPPO Reno 13 Aの悪い点
妥当も思わえる価格
約4万9千円のOPPO Reno 13 Aは、Felicaを搭載しているために価格があがります。
そのため、Felicaなしでは4万円ぐらいになるため、妥当な価格と言えるでしょう。
ここからは、スペック表の項目別に解説していきます。
外観

本体色
チャコールグレー
アイスブルー
ルミナスネイビー
スペック
| OPPO Reno13 A | |
|---|---|
| 本体 | |
| SoC | Snapdragon 6 Gen 1 |
| AnTuTu Ver.10 | 64万点 |
| ゲーム用途 | ◯ |
| ゲーム以外の用途 | ◎ |
| サイズ | 162×75×7.8mm |
| 重量 | 192g |
| ディスプレイ | |
| ディスプレイサイズ | 6.7インチ |
| パネル種 | 有機EL |
| 解像度 | 2400×1080 |
| リフレッシュレート | 120Hz/60Hz |
| タッチサンプリングレート | 180Hz |
| 記憶領域 | |
| メモリ | 8GB |
| ストレージ | 128GB |
| micro SD | あり(最大1TB) |
| カメラ | |
| 背面メインカメラ | 50MP(f/1.8) |
| 超広角カメラ | 8MP(f/2.2) |
| マクロカメラ | 2MP(f/2.4) |
| 前面カメラ | 32MP(f/2.4) |
| ネットワーク | |
| 3Gバンド | 1/2/4/5/8/19 |
| 4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/ 18/19/20/26/28/38/39/ 40/41/42 |
| 5G Sub6 | 1/3/5/7/8/20/26/28/ 40/41/77/78 |
| docomo | ◎ |
| au | ◎ |
| Softbank | ◎ |
| 楽天 | ◎ |
| WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | 5.1 |
| SIM | nanoSIM/eSIM |
| 機能 | |
| 生体認証 | 顔認証/画面内指紋認証 |
| 防水/防塵 | IPX8/IP6X |
| イヤホンジャック | なし |
| Felica | あり |
| スピーカー | ステレオ |
| バッテリー | |
| バッテリー容量 | 5800mAh |
| 充電速度 | 45W充電 |
| ポート | USB TypeC |
| 価格 | 48,800円 |

付属品
保護フィルム・SIM取出し用ピン・クイックガイド・安全ガイド
本体
SoC
AnTuTuベンチマークで約64万点あり、SNSや動画視聴などの日常使は問題なく使用できます。
かんたんなゲームは動作しますが、SoCの性能が必要になる3Dゲームでは、標準以下の画質に30FPSでもカクつく可能性が高く、ストレスのない動作を求めることは難しいでしょう。
本体サイズ・重量
192グラムの本体重量は、本体サイズに対して軽めの本体であり、軽めの本体を探している人には良いでしょう。
日常使いが主な目的となり、3Dゲームでスムーズなゲーム動作は期待できません。
軽めの本体のため、扱いやすいと思えます。
ディスプレイ
ディスプレイサイズ・パネル
6.7インチの大画面に有機ELパネルを採用しており、見やすく美しい発色のディスプレイになります。
1200nitsが最大輝度のため、真夏の直射日光下では見えにくい可能性が高いです。
リフレッシュレート
多くの人が滑らかなスクロールと思える、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
タッチサンプリングレート
早い動きの追随性に不安がある、180Hzのタッチサンプリングレートに対応しています。
素早い操作を必要とするゲームでは追随性が悪く、ゲーム用途には向きません。
大画面・有機ELパネル・高リフレッシュレートに対応している反面、タッチサンプリングレートに不満が残ります。
記憶領域
メモリー
メモリー8GBを搭載しているため、メモリー不足になる可能性が低いです。
メモリー容量に不安がある場合は、ストレージより最大8GBをメモリーで使用でき、計16GBのメモリーとして使用できます。
ストレージ
ストレーは容量が128GBのため、容量不足になる不安があります。
最大1TBのmicroSDが使用できるので、容量不足の際はmicroSDを活用しましょう。
ストレージ容量に不安があり、microSDを活用しましょう。
カメラ
メインカメラ
50MPのメインカメラは、このクラスでは標準であり、特別優れたカメラではありません。
機種の価格を考えると高性能なカメラを搭載することができず、平凡な画質になるカメラだと思われます。
そのため、写れば良い程度のカメラ性能と考えておきましょう。
前面カメラ
このクラスの前面カメラでは珍しい32MPです。
メインカメラには劣りますが、自撮りカメラでは十分な画素数があり、自撮りには良いカメラと思われます。
超広角カメラと、マクロカメラはおまけ程度のカメラです。
ネットワーク
対応バンド
国内4キャリで、4G・5Gが問題なく使用できます。
WIFI
11ac(WIFI 5)までしか対応していませんが、遅いと思える通信速度ではありません。
しかし、11be(WIFI 7)が登場しことで、できることなら11ax(WIFI 6)には対応してほしかったです。
日本国内の使用で困ることはなく、WIFIの対応規格が不満です。
機能
生体認証
顔認証と画面内指紋認証に対応しています。
このクラスでも画面内指紋認証が標準になってきているので、標準の生体認証を搭載していると言えるでしょう。
顔認証には認証速度で劣りますが、実用性の高い画面内指紋認証と思われます。
防水・防塵性能
完全防水・防塵に対応しており、水没に耐えられる防水性能です。
粉塵が内部に侵入する可能性が少なく、粉塵が原因で壊れる可能性が限りなく低い防塵性能になります。
Felica
Felicaを搭載しているため、おサイフケータイが使用でき、クレジットカードのタッチ決済にも対応しています。
スピーカー
1基のスピーカーによる擬似ステレオに対応しています。
疑似ステレオは、1基のスピーカーと受話部から音声が流れるため、スピーカーの質に違いで違和感のある音です。
必要な機能を搭載しており、おサイフケータイが使える点は強みです。
バッテリー
バッテリー容量
5800mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
SoCの消費電力が多くなく、1回の充電で1〜2日はバッテリーが持つでしょう。
充電速度
45W充電に対応しており、1〜100%の充電に1時間ぐらいかかります。
そのため、速い充電速度でとは言えず、60W充電がほしかったです。
大容量バッテリーに45W充電は、バランスが悪いバッテリー関係です。
総括
SoCの性能が必要になる用途で使わないことを前提で考えると、悪い点のタッチサンプリングレートは妥協できます。
充電速度も、1時間ぐらいでフル充電できるため、この点も妥協できるでしょう。
それ以外で悪い点がなく、AuTuTuベンチマーク100万点以下の機種としては、よくできた機種になっています。
悪い点が少なく価格も妥当な良い機種のため、おすすめできる機種ですが、Felica不要の場合は、似たような性能のFelic非搭載機種を探したほうが購入価格を抑えられます。