スマートフォンの買い替えを考えていると、「OPPO Reno 14 5GとPOCO F7のどっちが自分に合っているの?」
と迷う方も多いのではないでしょうか?
どちらも2025年注目のミドル〜ハイエンドモデルで、OPPO Reno 14 5Gはカメラ性能が魅力で、一方のPOCO F7は高性能SoCとコストパフォーマンスの良さ で人気を集めています。
ここでは、OPPO Reno 14 5GとPOCO F7を徹底比較し、性能・ディスプレイ・カメラ・バッテリー・価格・おすすめな人まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
スマホ選びで後悔したくない人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
OPPO Reno 14 5Gが優れている点
POCO F7が優れている点
コスパはPOCO F7
POCO F7は価格以上の性能があり、OPPO Reno 14 5Gは価格相応です。
そのため、コスパ重視はPOCO F7が良く、カメラにこだわりたい場合はOPPO Reno 14 5Gになります。
ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。
外観
OPPO Reno 14 5G

本体色
ルミナスグリーン
オパールホワイト
POCO F7

本体色
ブラック
ホワイト
シルバー
付属品
OPPO Reno 14 5G
保護フィルム・SIM取出し用ピン・クイックガイド・安全ガイド
POCO F7
ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・画面保護シート・クイックスタートガイド
スペック
| OPPO Reno14 5G | POCO F7 | |
|---|---|---|
| 本体 | ||
| SoC | Dimensity 8350 | Snapdragon 8s Gen4 |
| AnTuTu Ver.10 | 135万点 | 200万点 |
| AnTuTu Ver.11 | 不明 | 220万点 |
| ゲーム用途 | ○ | ◎ |
| ゲーム以外の用途 | ◎ | ◎ |
| サイズ | 158×75×7.4mm | 163.1×77.9×8.2 |
| 重量 | 187g | 215.7g |
| ディスプレイ | ||
| ディスプレイサイズ | 6.6インチ | 6.83インチ |
| パネル種 | 有機EL | 有機EL |
| 解像度 | 2760×1256 | 2772×1280 |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| タッチサンプリングレート | 240Hz | 480Hz |
| 記憶領域 | ||
| メモリ | 12GB | 12GB |
| ストレージ | 256GB | 256GB/512GB |
| micro SD | なし | なし |
| カメラ | ||
| 背面メインカメラ | 50MP(f/1.8) | 50MP(f/1.6) |
| 望遠カメラ | 50MP(f/2.8)/光学3.5倍 | なし |
| 超広角カメラ | 8MP(f/2.2) | 8MP |
| 前面カメラ | 50MP(f/2.0) | 20MP(f/2.2) |
| ネットワーク | ||
| 3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
| 4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/26/28/32/ 38/39/4041/66 | 1/2/3/4/5/7/8/18/19/ 20/26/28/38/40/41/42/ 48/66 |
| 5G Sub6 | 1/2/3/5/7/8/12/20/26/ 28/38/40/41/66/77/78 | 1/2/3/5/7/8/20/28/38/ 40/41/48/66/77/78 |
| docomo | ◎ | ◎ |
| au | ◎ | ◎ |
| Softbank | ◎ | ◎ |
| 楽天 | ◎ | ◎ |
| WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
| SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/nanoSIM |
| 機能 | ||
| 生体認証 | 顔認証/画面内指紋認証 | 顔認証/画面内指紋認証 |
| 防水/防塵 | IPX8/IP6X | IPX8/IP6X |
| イヤホンジャック | なし | なし |
| Felica | なし | なし |
| スピーカー | ステレオ | デュアル |
| バッテリー | ||
| バッテリー容量 | 6000mAh | 6500mAh |
| 充電速度 | 80W充電 | 90W充電 |
| ポート | USB TypeC | USB TypeC |
| 価格 | 79,800円 | 54,980円/64,980円 |



本体
SoC
AnTuTuベンチマーク Ver.10でOPPO Reno 14 5Gが約135万点で、POCO F7は約200万点です。
どちらも、SNSや動画のような日常使いで困ることがなく、3DゲームのようなSoCの性能が必要になる用途で違いがわかるでしょう。
SoCの性能は画質とフレームレートに影響があり、性能が高くなると高画質の高フレームレートで安定した動作が見込めます。
OPPO Reno 14 5Gは、高画質以下の30〜45FPSぐらいが限界と思われ、POCO F7は最高画質で30FPS以上の条件で安定動作が見込めます。
ゲームをメインで考えるとPOCO F7の方が良く、それ以外の用途でSoCの違いを体感するのは難しいです。
本体サイズ・重量
200グラムを切っているOPPO Reno 14 5Gは軽目の本体であり、本体サイズから見ても軽いです。
210グラムを超えているPOCO F7は重めの本体になっており、本体サイズから見ても重い本体になります。
実際に持ってみると、OPPO Reno 14 5Gが小さく思えるため、少しでも小型の機種が欲しい人には向いています。
ゲーム用途ではPOCO F7ですが、本体が大きく重いのがデメリットです。
ディスプレイ
ディスプレイサイズ・パネル
6.6インチディスプレイのOPPO Reno 14 5Gに対して、6.83インチの大型ディスプレイをPOCO F7は搭載しています。
ディプレイが大きいPOCO F7は見やすく操作性も良く、ゲームにも向いていますが、本体が大きくなるのが難点です。
OPPO Reno 14 5Gの6.6インチはPOCO F7より小さいですが、一般的に標準サイズのディスプレイになります。
最大輝度が1200nitsのOPPO Reno 14 5Gは直射日光下で明るく見えますが、真夏の直茶日光下で暗く見える可能性が高いです。
最大輝度3200nitsのPOCO F7は、真夏の直射日光下でも暗く見えません。
タッチサンプリングレート
タッチサンプリングレート480HzのPOCO F7は追随性が良く、早い動作でもタッチ抜けの可能性が低いです。
240HzのOPPO Reno 14 5Gは早い動作でタッチ抜けの可能性があります。
大型ディスプレイのPOCO F7は明るく見やすい反面、本体が大きくなるデメリットがあります。
記憶領域
ストレージ
ストレージ256GBのOPPO Reno 14 5Gに対して、POCO F7は256/521GBのストレージを選ぶことができます。
一般的にストレージは256GBで困ることはなく、256GBで不安な人はPOCO F7の512GBを選ぶと良いでしょう。
十分すぎるメモリー12GBと、256GBのストレージで困ることはありません。
カメラ
メインカメラ
イメージセンサーにSONY LYT-600を搭載しているOPPO Reno 14 5Gに対して、POCO F7はSONY IMX882です。
ともに1/1.95インチのサイズであり、同じSONY製のため、似たような性能と思われます。
そのため、メインカメラの違いはF値のみになりPOCO F7はの方が少しだけF値が高いです。
望遠カメラ
OPPO Reno 14 5Gは、最大85㎜程度の焦点距離がある光学3.5倍の望遠カメラを搭載しています。
そのため、遠方の撮影に向いており、F値2.8も背景をボケさせるには十分な性能のため、実用性の高い望遠カメラです。
POCO F7には望遠カメラはありません。
前面カメラ
POCO F7は20MPの前面カメラを搭載しており、このクラスで標準の画素数です。
一方のOPPO Reno 14 5Gは、メインカメラと同じ50MPの高画素になりますが、自撮りに50MPが必要なのかは疑問があります。
個人的には20〜30MPで十分です。
カメラ全般の性能が高いOPPO Reno 14 5Gは、カメラ重視の人に向いています。
ネットワーク
WIFI
最新規格の11be(WIFI 7)に対応しているPOCO F7に対して、一世代前の11ax(WIFI 6)に対応しているOPPO Reno 14 5Gです。
理論値では圧倒的に11beの方が速く、実効値でも11beの方が速くなります。
しかし、11axとの速度差は大きくなく、少し速いぐらいの違いです。
国内4キャリで問題なく使用でき、好みのWIFI規格を選ぶと良いでしょう。
機能
スピーカー
ともにステレオスピーカーに対応していますが、OPPO Reno 14 5Gは疑似ステレオです。
疑似ステレオは1基のスピーカーと受話部から音声が流れるため、スピーカーの質が異なり、違和感のある音になります。
POCO F7は2基のスピーカーを搭載しているため、完全ステレオ対応です。
おサイフケータイが使えない以外は、必要な機能が揃っている両機種です。
バッテリー
バッテリー容量
6000mAhのバッテリーを搭載しているOPPO Reno 14 5Gと、6500mAhのPOCO F7です。
POCO F7の方がバッテリー容量が多くあり、バッテリー持ちが数時間程度かわりますが、OPPO Reno 14 5Gも大容量バッテリーを搭載しています。
6000mAh以上のバッテリーを搭載していると、1日は余裕でも持つ容量であり、使い方次第では2日以上持たすことも可能です。
ともに高速充電に対応しているため、充電速度の違いを気にする必要はありません。
充電速度とバッテリー容量のバランスが良い両機種です。
総括
SoCの性能が高く、バッテリー容量とスピーカーが優れているPOCO F7になります。
一方のOPPO Reno 14 5Gは、本体が軽く、カメラ性能が高いです。
SoCの性能が必要にな用途はPOCO F7が良く、カメラ性能重視はOPPO Reno 14 5Gになり、用途によって選ぶ機種がかわります。
筆者のお勧め
重視する点で最適な機種が変わるため、難しい選択ですが、SoCの性能を重視してPOCO F7をおすすめします。


