【スペック比較】OPPO Reno 13 A vs POCO F7|おすすめポイントを比較分析

スマホを選ぶとき、多くの人が悩むのが「使いやすさ重視か、それとも性能重視か」というポイントです。
2025年に登場したOPPO Reno 13 AとPOCO F7は、そのどちらのニーズにも応える人気モデルとして注目されています。
しかし、この2機種は方向性が大きく異なり、スペックや使い勝手にも明確な違いがあり、ここを分からずに購入すると後々後悔することになるかもしれません。

ここでは、デザイン・性能・カメラ・バッテリー・ソフトウェアなどをあらゆる観点から徹底比較し、それぞれがどんな人に向いているのかをわかりやすく解説します。
「結局どっちを選べばいいの?」という疑問がスッキリ解消できる内容になっているので、ぜひ購入前の参考にしてください。

OPPO Reno 13 Aが優れている点

本体が軽い
microSDが使える
前面カメラの画素数が高い
おサイフケータイが使える

POCO F7が優れている点

SoCの性能が高い
480Hzのタッチサンプリングレートに対応
12GBのメモリーを搭載
ストレージが選べる
11be(WIFI 7)に対応
デュアルスピーカーを搭載
6500mAhのバッテリーを搭載
90W充電に対応

価格差以上の性能差

定価で約6,000円の違いです。
OPPO Reno 13 Aに256GBモデルがあった場合は、同価格以上になると思われるため、全体的に高性能はPOCO F7の方がコスパが良くなっています。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

OPPO Reno 13 A

OPPO Reno 13 A 外観

本体色
チャコールグレー
アイスブルー
ルミナスネイビー

POCO F7

POCO F7 外観

本体色
ブラック
ホワイト
シルバー

スペック

OPPO Reno13 APOCO F7
本体
SoCSnapdragon 6 Gen 1
Snapdragon 8s Gen4
AnTuTu Ver.1064万点200万点
AnTuTu Ver.11不明220万点
ゲーム用途
ゲーム以外の用途
サイズ162×75×7.8mm163.1×77.9×8.2
重量192g215.7g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.7インチ6.83インチ
パネル種有機EL有機EL
解像度2400×10802772×1280
リフレッシュレート120Hz/60Hz120Hz
タッチサンプリングレート180Hz480Hz
記憶領域
メモリ8GB12GB
ストレージ 128GB256GB/512GB
micro SDあり(最大1TB)なし
カメラ
背面メインカメラ50MP(f/1.8)50MP(f/1.6)
超広角カメラ8MP(f/2.2)8MP
マクロカメラ2MP(f/2.4)なし
前面カメラ32MP(f/2.4)20MP(f/2.2)
ネットワーク
3Gバンド1/2/4/5/8/191/2/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/4/5/7/8/12/17/
18/19/20/26/28/38/39/
40/41/42
1/2/3/4/5/7/8/18/19/
20/26/28/38/40/41/42/
48/66
5G Sub61/3/5/7/8/20/26/28/40/
41/77/78
1/2/3/5/7/8/20/28/38/
40/41/48/66/77/78
docomo
au
Softbank
楽天
WIFI802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth 5.16.0
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/nanoSIM
機能
生体認証顔認証/画面内指紋認証顔認証/画面内指紋認証
防水/防塵IPX8/IP6XIPX8/IP6X
イヤホンジャック なしなし
Felicaありなし
スピーカーステレオデュアル
バッテリー
バッテリー容量 5800mAh6500mAh
充電速度45W充電90W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格48,800円54,980円/64,980円

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付属品

OPPO Reno 13 A

保護フィルム・SIM取出し用ピン・クイックガイド・安全ガイド

POCO F7

ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・画面保護シート・クイックスタートガイド

本体

SoC

AnTuTuベンチマーク Ver.10でOPPO Reno 13 Aが約64万点で、POCO F7が約200万点です。
AnTuTuベンチマークで3倍以上の差があり、ゲーム用途に不向きなOPPO Reno 13 Aに対して、ゲーム用途にも向いているPOCO F7になります。

SNSや動画のような日常使いでOPPO Reno 13 Aは問題なく使用できますが、SoCの性能が必要になるゲームは画質とフレームレートを低く設定すると動作が見込めるかもしれません。
一方のPOCO F7は、高画質以上の30FPS以上で動作するため、ゲームにはPOCO F7が良いです。

本体サイズ・重量

本体サイズがOPPO Reno 13 Aより少し大きくなっているPOCO F7は、本体重量も20グラム以上重くなっています。
そのため、POCO F7は重く思える機種になっており、OPPO Reno 13 Aは軽く思える機種です。

SoCの性能が高いPOCO F7は、重い本体が使い勝手を悪くしており、携帯するにはOPPO Reno 13 Aが軽くて良いです。

ディスプレイ

ディスプレイサイズ・パネル

6.7インチのOPPO Reno 13 Aに対して、6.83インチの大画面を搭載しているPOCO F7です。
POCO F7のディスプレイの大きいことは、見た目でわかりますが、使用感はPOCO F7の方が見やすいサイズになっています。

POCO F7の解像度が高く、ディスプレイが大きくなっても画面の粗さはありません。
一方のOPPO Reno 13 Aは一般的な解像度になっていますが、こちらも画面の粗さがなく、POCO F7の解像度が高いだけです。

最大輝度が1200nitsのOPPO Reno 13 Aは、直射日光下で少し暗く見えますが、真夏の直射日光下では暗く見えます。
POCO F7は最大3200nitsに対応しており、真夏の直射日光下でも明るいです。

タッチサンプリングレート

タッチサンプリングレートが180HzのOPPO Reno 13 Aは追随性に疑問があり、速い動作でタッチ抜けの可能性があります。
480Hzに対応しているPOCO F7は、動作の速いゲームでもタッチ抜けの可能性が低く追随性が高いです。

ディスプレイはPOCO F7が優れています。

記憶領域

メモリー

メモリー容量で困ることのない8GBを搭載しているOPPO Reno 13 Aです。
メモリー12GBのPOCO F7はオーバースペックのような気もしますが、メモリーが多くても困ることはなく、将来性はメモリーの多いPOCO F7にあります。

ストレージ

ストレージ容量が128GBのOPPO Reno 13 Aに対して、POCO F7は256GB/512GBを選ぶことができます。
一般的にストレージは256GBで十分な容量があり、POCO F7の256GBで不安な人は512GBを選びましょう。
128GBのOPPO Reno 13 Aは容量に不安があり、microSDを活用することで容量不足を解消できますが、デュアルSIMで利用できません。

将来性を考える場合にメモリーが重要になり、メモリー・ストレージともに不満のないPOCO F7です。
OPPO Reno 13 Aの現状はメモリーで困りませんが、将来性はPOCO F7より短くなります。

カメラ

メインカメラ

POCO F7は1/1.953インチのSony IMX882を搭載しており、スマホとしては標準以上のイメージセンサーです。
OPPO Reno 13 Aのイメージセンサーはわかりませんが、POCO F7より性能が低いと思われます。
そのため、POCO F7は暗所での撮影に強く、高画質の画像が期待できるでき、OPPO Reno 13 Aは一般的な機種と同程度の画質です。

前面カメラ

OPPO Reno 13 Aは32MPに対応しているので、実用性の高い前面カメラです。
20MPのPOCO F7も実用性が高いですが、OPPO Reno 13 Aには及びません。

メインカメラと前面カメラの違いが大きな違いで、他のカメラはおまけ程度のカメラです。

ネットワーク

WIFI

二世代前の11ac(WIFI 5)に対応しているOPPO Reno 13 Aに対して、最新世代の11be(WIFI 7)に対応しているPOCO F7です。
理論値では11beの方が圧倒的に速いですが、実際の体感ではPOCO F7の方が少し速いぐらいで、劇的な違いはありません。
最新規格に対応しているPOCO F7の方が良いですが、OPPO Reno 13 Aでも遅いと思うような速度ではなく、実際の使用で問題と思えるような違いはないでしょう。

国内4キャリアで問題なく使用でき、WIFIの規格も過度に意識する必要はありません。

機能

Felica

Felicaを搭載しているOPPO Reno 13 Aはおサイフケータイが使用でき、POCO F7は使用できません。
ただし、両機種はクレジットカードのタッチ決済に対応しています。

スピーカー

1基のスピーカーと受話部から音声が流れる疑似ステレオに、OPPO Reno 13 Aは対応しています。
疑似ステレオはスピーカーの質の違いで、違和感のある音になるのが難点です。
POCO F7は2基のスピーカーを搭載しているため、完全ステレオに対応しています。

おサイフケータイか、スピーカーの違いになり、好みの方を選びましょう。

バッテリー

バッテリー容量

ともに大容量バッテリーを搭載しており、POCO F7は700mAh多くなっています。
数時間程度のバッテリー持ちの違いであり、バッテリー持ちが長時間かわるわけではありません。

充電速度

90W充電に対応しているPOCO F7は、1〜100%までの充電時間が40分程度です。
OPPO Reno 13 Aの45W充電は1時間程度の時間が必要になります。

バッテリー容量が多く、充電速度の速いPOCO F7はバッテリー関係のバランスが良く、OPPO Reno 13 Aはバッテリー関係のバランスが悪いです。

総括

おサイフケータイと本体の軽さがOPPO Reno 13 Aの利点です。
それ以外の点ではPOCO F7の方が優れており、おサイフケータイと本体の軽さが、機種選びのポイントになってきます。

筆者のお勧め

おサイフケータイがなくても問題がなく、重すぎる本体でも良いと妥協して、コスパが良いPOCO F7をおすすめします。

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