スマートフォンをできるだけ安く購入したい人から注目を集めているのが、Redmi 15 5GとPOCO M7 Pro 5Gです。
どちらもXiaomi系ブランドらしく、価格以上のスペックを備えたコスパモデルとして人気があり、「実際に何が違うの?」「自分にはどっちが向いているの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、Redmi 15 5GとPOCO M7 Pro 5Gを、性能・ディスプレイ・カメラ・バッテリー・価格といったポイントから徹底比較し、「ゲームをするならどっち?」「普段使いで後悔しないのは?」といった疑問に答えながら、あなたに本当に合った1台がどちらなのかをわかりやすく解説していきます。
コスパはPOCO M7 Pro 5G
同モデル間で約7,000円の価格差があります。
Redmi 15 5Gは価格に見合った性能を持っており、POCO M7 Pro 5Gは価格以上の性能があり、コストパフォーマンスの高いモデルです。
価格差と性能を比較し、自分にとって重視したいポイントで選ぶと良いでしょう。
スペック比較表
| Redmi 15 5G | POCO M7 Pro 5G | |
|---|---|---|
| 本体 | ||
| SoC | Snapdragon 6s Gen 3 | Dimensity 7025-Ultra |
| AnTuTu Ver.10 | 47万点 | 48万点 |
| AnTuTu Ver.11 | 61万点 | 不明 |
| ゲーム用途 | ☓ | ☓ |
| ゲーム以外の用途 | ○ | ○ |
| サイズ | 169.48×80.45×8.4mm | 162.4×75.7×7.99 |
| 重量 | 217g | 190g |
| ディスプレイ | ||
| ディスプレイサイズ | 6.9インチ | 6.67インチ |
| パネル種 | IPS液晶 | 有機EL |
| 解像度 | 2340×1080 | 2400×1080 |
| リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz |
| タッチサンプリングレート | 288Hz | 480Hz |
| 記憶領域 | ||
| メモリ | 4GB/8GB | 8GB |
| ストレージ | 128GB/256GB | 256GB |
| micro SD | あり(最大2TB) | あり |
| カメラ | ||
| 背面メインカメラ | 50MP(f/1.8) | 50MP(f/1.5) |
| 深度カメラ | なし | 2MP(f/2.4) |
| 前面カメラ | 8MP(f/2.0) | 20MP(f/2.2) |
| ネットワーク | ||
| 3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
| 4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/26/28/32/ 38/40/41/42/48/66/71 | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/26/28/32/ 38/40/41/42/48/66 |
| 5G Sub6 | 1/2/3/5/7/8/12/20/26/ 28/38/40/41/48/66/71/ 77/78 | 1/3/5/7/8/20/28/38/40/ 41/66/77/78 |
| docomo | ◎ | ◎ |
| au | ◎ | ◎ |
| Softbank | ◎ | ◎ |
| 楽天 | ◎ | ◎ |
| WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | 5.1 | 5.3 |
| SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/nanoSIM |
| 機能 | ||
| 生体認証 | 顔認証/側面指紋認証 | 顔認証/画面内指紋認証 |
| 防水/防塵 | IPX4/IP6X | IPX4/IP6X |
| イヤホンジャック | なし | あり |
| Felica | あり | なし |
| スピーカー | モノラル | ステレオ |
| バッテリー | ||
| バッテリー容量 | 7000mAh | 5110mAh |
| 充電速度 | 33W充電 | 45W充電 |
| ポート | USB TypeC | USB TypeC |
| 価格 | 31,980円/36,980円 | 29,980円 |
Redmi 15 5Gが優れている点
POCO M7 Pro 5Gが優れている点
外観
Redmi 15 5G

本体色
リップルグリーン
チタングレー
ミッドナイトブラック
POCO M7 Pro 5G

本体色
ブラック
パープル
シルバー
グリーン
付属品
Redmi 15 5G
SIM取り出し用ピン・ソフトケース・クイックスタートガイド・画面保護シート貼付済
※充電器・USBケーブルは付属しません
POCO M7 Pro 5G
ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・保護フィルム・クイックスタートガイド



各項目を解説
ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。
本体
本体サイズ・重量
Redmi 15 5GはPOCO M7 Pro 5Gよりも一回り大きく、重さも27グラム重く、Redmi 15 5Gは本体サイズに対してやや重く感じられ、約210グラム前後が妥当な重さだと思われます。
一方、200グラムを切るPOCO M7 Pro 5Gは、本体サイズの割に軽い印象です。
SoCの性能差は小さく、どちらも日常使いを主な用途とするミドルレンジモデルです。そのため、高い処理性能を求めるゲームでは、画質を下げたとしても安定動作はあまり期待できません。
本体重量を重視する場合は、より軽量なPOCO M7 Pro 5Gがおすすめで、軽い端末を好む方にとっては、持ちやすさや長時間使用時の負担軽減という点でメリットがあります。
ディスプレイ
ディスプレイサイズ・パネル
ディスプレイサイズは、6.9インチのRedmi 15 5Gに対し、6.67インチのPOCO M7 Pro 5Gとなっています。
数値上でも差は明確で、Reddmi 15 5Gが大画面で見やすく、動画視聴や電子書籍、ブラウジング中心であれば、画面の大きさは大きなメリットです。
一方、パネル方式には違いがあり、Redmi 15 5GはIPS液晶パネルを採用しており、バックライト方式のため全体的にやや白っぽい表示傾向があります。
特に黒色は完全な黒にはならず、ややグレーがかった表現になります。
対してPOCO M7 Pro 5Gは有機EL(OLED)パネルを採用して、画素(ドット)単位で自発光する仕組みのため、黒はしっかりと沈み込み、コントラストの高い鮮やかな発色が特徴です。
映像美を重視するなら、POCO M7 Pro 5Gの表示品質は魅力的と言えるでしょう。
リフレッシュレート
POCO M7 Pro 5Gはリフレッシュレート120Hzに対応しており、スクロール時の残像が少なく、滑らかな表示を体感できるため、SNSやWebブラウジングでも、標準的な60Hzモデルより快適に感じられるでしょう。
一方、Redmi 15 5Gは最大144Hzに対応しており、より高いリフレッシュレートを求める方や、わずかな残像も気になる方にはこちらが向いています。
ただし、日常利用においては120Hzでも十分滑らかで、144Hzの恩恵を体感できる場面は限定的であり、多くのユーザーにとっては120Hzで必要十分と言えるでしょう。
タッチサンプリングレート
Redmi 15 5Gのタッチサンプリングレートは288Hzです。
一般的な操作では十分な数値ですが、指の動きが非常に速い操作では、わずかにタッチ抜けが起こる可能性もあります。
とはいえ、Redmi 15 5Gは高負荷なゲーム用途を主軸としたモデルではないため、実際の使用シーンでタッチサンプリングレートを強く意識する必要はほとんどありません。
そのため、日常使い中心であれば問題なく快適に操作できます。
一方、POCO M7 Pro 5Gは480Hzのタッチサンプリングレートに対応。より細かなタッチ検出が可能なため、理論上はタッチ抜けのリスクが低く、ゲームプレイ時にも有利です。
総合的に見ると、ディスプレイの大きさ以外の多くの点で優れているのはPOCO M7 Pro 5Gです。表示品質や軽さ、操作性を重視するならPOCO M7 Pro 5Gが有力な選択肢になります。
一方で、大画面を重視するならRedmi 15 5Gが魅力的です。6.9インチの迫力あるディスプレイは、動画視聴や電子書籍を快適に楽しめます。
「大画面を取るか」「表示品質を取るか」という好みの違いになり、自分が重視するポイントに合わせて選ぶと失敗しにくいでしょう。
記憶領域
メモリ
Redmi 15 5Gは4GB/8GBのメモリ構成から選択でき、ストレージの一部をメモリとして利用する「拡張メモリ(仮想メモリ)」機能にも対応しています。
4GBモデルは拡張メモリを活用することで、最大8GB相当まで拡張可能になり、8GBモデルも同様に拡張に対応しており、最大16GB相当での利用が可能です。
一方、POCO M7 Pro 5Gも最大16GB相当まで拡張できます。
現在のAndroid環境では、快適に使うためには最低でも8GBのメモリが欲しいところで、Redmi 15 5Gの4GBモデルを選ぶ場合は、拡張メモリの使用が前提になると言えるでしょう。
ストレージ
ストレージ容量は、128GBでは将来的に不足する可能性があり、写真や動画を多く保存する場合や、アプリを多数インストールする場合は、256GB以上が理想的です。
Redmi 15 5GはmicroSDカードに対応しているため、容量不足が心配な場合でも後から拡張できるため、128GBモデルを選んだとしても、microSDを活用すれば実用上の問題は少ないでしょう。
一方、POCO M7 Pro 5GもmicroSDに対応していますが、256GBモデルであれば容量不足になる可能性は低く、基本的には追加ストレージなしでも安心して使用できます。
快適さと将来性を考えると、8GB/256GBモデルが理想的な構成で、メモリ不足やストレージ不足の心配が少なく、長く安心して使えます。
特にRedmi 15 5Gを選ぶ場合、4GB/128GBモデルは余裕が少なく、拡張メモリやmicroSDの利用が前提になりがちで、快適性を重視するなら、4GB/128GBモデルは避けた方が無難でしょう。
一方で、POCO M7 Pro 5Gの8GB/256GB構成であれば、バランスが良く、多くのユーザーにとって安心して選べる仕様と言えます。
カメラ
このクラスのスマートフォンは、小型のイメージセンサーを搭載している機種が多いため、暗所撮影では白飛びが目立ちやすく、画質もあまり高くありません。
そのため、写真の画質にこだわる方には不向きなカメラ性能と言えます。
日常のスナップやSNS用の撮影には問題ないものの、本格的な写真撮影を重視するユーザーには、より大型センサー搭載の機種を検討するのが良いでしょう。
前面カメラ
前面カメラの画素数は、Redmi 15 5Gが8MP、POCO M7 Pro 5Gが20MPです。
近年は前面カメラの画素数が高くなる傾向にあり、Redmi 15 5Gの8MPではやや粗い画像になることがあります。一方、POCO M7 Pro 5Gの20MPカメラは、実用性の高い画質で、画像の粗さも少ないため、ビデオ通話やセルフィーなどで安心して使えます。
前面カメラを多用する方には、POCO M7 Pro 5Gが向いていおり、20MPの高画素カメラにより、セルフィーやビデオ通話でも画像の粗さが少なく、よりクリアで実用的な撮影が可能です。
一方、Redmi 15 5Gは8MPのため、前面カメラの使用頻度が高い場合はやや物足りなさを感じるかもしれません。
ネットワーク
両機種とも、国内の主要4キャリアで4G・5G通信が問題なく利用可能です。
Wi-FiはIEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)に対応しており、最新世代のIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)には劣るものの、日常利用において速度不足を感じることはほとんどなく、動画視聴やSNS、Webブラウジングなど、一般的な用途には十分な通信性能と言えます。
機能
生体認証
Redmi 15 5Gは側面指紋認証に対応しており、認証精度が高く、認証速度も非常に速いのが特徴です。
一方、POCO M7 Pro 5Gは画面内指紋認証に対応しており、認証速度や精度では側面指紋認証にやや劣ります。
ただし、ケースやカバーを取り付けた場合、側面指紋認証は電源スイッチがむき出しになり、デザイン性に影響することがある一方で、画面内指紋認証はカバーを付けても本体デザインを損なわないため、デザイン性を重視するならPOCO M7 Pro 5Gの画面内指紋認証が有利です。
Felica
Redmi 15 5GはFelicaを搭載しており、国内で広く使われるおサイフケータイに対応しています。
一方、両機種ともNFCに対応しており、クレジットカードや電子マネーのタッチ決済も利用可能です。
そのため、日常のキャッシュレス決済はどちらの機種でも問題なく利用できますが、おサイフケータイを重視する場合はRedmi 15 5Gが有利と言えます。
スピーカー
両機種ともスピーカーは1基搭載していますが、音質や臨場感には差があります。
Redmi 15 5Gはモノラルスピーカーのため、音声の広がりや臨場感は控えめです。
一方、POCO M7 Pro 5Gは受話部からも音声が出る疑似ステレオ再生に対応しており、より広がりのある臨場感のある音声を楽しめます。
音楽や動画視聴での迫力を重視する場合は、POCO M7 Pro 5Gの方が優れています。
おサイフケータイ、指紋認証方式、スピーカー性能に違いがあるため、どの機能を重視するかで選ぶ機種が変わります。
おサイフケータイ重視はRedmi 15 5Gで、指紋認証の使いやすさやデザイン性、スピーカーの臨場感重視はPOCO M7 Pro 5Gです。
自分の利用スタイルや優先したいポイントに合わせて、より好みに合う方を選ぶと良いでしょう。
バッテリー
バッテリー容量
Redmi 15 5Gは7000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、通常の使用であれば1回の充電で約2日間使用できます。
一方、POCO M7 Pro 5Gは5110mAhのバッテリーを搭載しており、1日〜1日半程度の使用が目安です。
長時間の外出や充電の手間を減らしたい場合は、Redmi 15 5Gの大容量バッテリーが安心と言えます。
充電速度
Redmi 15 5Gは33Wの急速充電に対応していますが、大容量バッテリーの影響もあり、1%~100%まで充電(フル充電)するには約1時間30分程度かかります。
一方、POCO M7 Pro 5Gは45Wの急速充電に対応しており、フル充電まで約1時間で完了します。
バッテリー容量だけでなく、充電速度も重視する場合は、POCO M7 Pro 5Gの方が利便性が高いと言えるでしょう。
一度の充電で長く使えるのはRedmi 15 5Gですが、充電速度はやや遅めです。
対して、充電速度が速いのはPOCO M7 Pro 5Gですが、バッテリー容量はRedmi 15 5Gより少なめです。
バッテリー容量と充電速度、どちらを優先するかで選ぶ機種が変わります。
総括
Redmi 15 5Gはおサイフケータイ対応で、バッテリー持ちが良いのが特徴になり、POCO M7 Pro 5Gは有機ELパネル搭載で、本体が軽い点が魅力です。
機種選びでは、まずおサイフケータイが必須かどうか、あるいは軽い本体を重視するかを基準に選ぶと失敗が少なくなります。
その次にバッテリー持ちや有機ELディスプレイの有無といった要素を考慮すると、自分に最適な端末を選びやすくなります。
筆者のお勧め
おサイフケータイやバッテリー持ちを妥協しても、それ以上にメリットが大きいのはPOCO M7 Pro 5Gです。
有機ELディスプレイによる鮮やかな表示、軽量で持ちやすい本体、充電速度の速さなど、日常の使いやすさや快適さを重視する方には、POCO M7 Pro 5Gが特におすすめと言えます。


