【スペック比較】ゲーミングスマホのBlack Shark 5はBlack Shark 4より優れている

Black Shark 5とBlack Shark 4の違いを見ていきます。

Black Shark 4の優れている点

本体重量が軽い
イヤホンジャックを搭載

Black Shark 5の優れている点

カメラの画素数が多い
感圧ディスプレイに対応
バイパス充電に対応

感圧ディスプレイとバイパス充電が大きい

両機種共に同じSoCを搭載しており、基本性能は似たようなものになっています。
定価はBlack Shark 5の方が10,000円高くなっていますが、バッテリーの劣化を防ぐことができるため、Black Shark 4よりバッテリー劣化による買い替えのタイミングが遅くなります。
感圧ディスプレイに対応することで、ゲームを有利に進める恩恵もあるため、価格差以上の差があると言えるでしょう。

ここからは項目別にスペックを見ていきますが、変更点のみの解説となります。

目次

外観

Black Shark 4外観
Black Shark 4
Black Shark 5外観
Black Shark 5

ディスプレイ面は両機種共にセンターパンチホールを採用しており、見た目の違いはありません。
背面はカメラ位置が違い、Black Shark 4はカメラが横に並んでおり、Black Shark 5は縦に並んだ普通のスマホと同じ作りになっています。

両機種共に本体色はブラックのみで、ゲーミングスマホらしい無骨さがあります。

スペック

Black Shark 4Black Shark 5
本体
SoCSnapdragon 870Snapdragon 870
サイズ163.8x76.3x10.3㎜163.8x76.3x10㎜
重量210g218g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.67インチ6.67インチ
パネル種有機EL有機EL
解像度2400×10802400×1080
リフレッシュレート144Hz144Hz
タッチサンプリングレート720Hz720Hz
記憶領域
メモリ6GB6GB
ストレージ 128GB128GB
micro SDなしなし
カメラ
背面メインカメラ48MP64MP
広角カメラ8MP13MP
マクロカメラ5MP2MP
前面カメラ20MP16MP
ネットワーク
3Gバンド1/6/9/191/2/4/5/6/8/9/19
4Gバンド1/3/5/8/18/19/26/28/34/38/39/411/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41
5G Sub61/3/8/28/41/77/781/3/5/7/8/28/41/77/78
WIFI802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.25.2
SIMnanoSIM/nanoSIMnanoSIM/nanoSIM
機能
生体認証顔認証/側面指紋認証顔認証/側面指紋認証
防水/防塵IPX2/なしIPX2/なし
イヤホンジャック ありなし
Felicaなしなし
スピーカーデュアルデュアル
バッテリー
バッテリー容量 4500mAh(デュアルバッテリー)4650mAh(デュアルバッテリー)
充電 120W充電120W充電
ポートUSB3.1 TypeCUSB3.1 TypeC
価格59,800円69,800円

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付属品

Black Shark 4

ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・ロゴステッカー・SIMピン・保護ケース・クイックスタートガイド・保証書・安全のしおり

Black Shark 5

高速充電電源アダプター(120W)・USBType-Cデータケーブル・SIM TrayEjecto・保護ケース・スクリーンプロテクター・クイックスタートガイドACアダプタ・ロゴステッカー

一通り必要なものが揃っており、付属品が気に入らない限り追加で購入する必要はありません。

本体

Black Shark 4の本体重量が軽い

Black Shark 4が8グラム軽くなっており、長時間の利用で手の疲れ方が変わってきます。

SoCと本体サイズに変更がなく、本体重量のみが変わっています。

デイスプレイ

感圧ディスプレイのために、Black Shark 5を購入するのもあり

Black Shark 5感圧ディスプレイ

Black Shark 5は感圧ディスプレイに対応しています。

感圧ディスプレイは、ディスプレイを押すことで物理ボタンと同じような動作を行うことができます。
物理ボタンが2つ増えたようなもので、ゲーミングスマホには価値のある機能です。
Black Shark 5の特徴と言えます。

感圧ディスプレイに対応することで、間違いなくゲームの操作性が向上すると言えるでしょう。
リフレッシュレート・タッチサンプリングレート共に、文句の付けようがない性能になっています。

記憶領域

メモリーの速度は違いが体感できない

メモリーのLPDDR5には周波数の違いがあり、Black Shark 4が2750HzでBlack Shark 5は6400Hzになっています。
数値が大きい方が速く、Black Shark 5はBlack Shark 4より速くなっています。
しかし、速度の違いを体感する事はなく、ベンチマークの結果が変わるぐらいでしょう。

記憶領域に関して大きな変化が無く、気にしなくて良いと言えます。

カメラ

カメラは搭載しているセンサーの差で決まる

Black Shark 5のカメラセンサーは、Black Shark 4より上位のセンサを搭載しています。
同じチューニングが施してあるなら、上位センサーを搭載しているBlack Shark 5の方が綺麗な写真が撮影できます。
ゲーミングスマホでも普通のAndroidスマホ並みの撮影が可能になっているでしょう。

ゲーミングスマホにカメラの性能を求めない方がよく、そこそこ綺麗な写真が撮影できる程度に思っている方が良いでしょう。

ネットワーク

両機種共に同じ性能になっており、日本国内の4キャリアに対応しています。
物理SIMで構成され、使用するキャリアを選ばないメリットがあります。(eSIMは非対応のキャリアがあります)

機能

ゲーミングスマホにイヤホンジャックは必須

Black Shark 4にはイヤホンジャックが搭載されており、有線イヤホンで利用することが出来ます。
ゲームでイヤホンを利用するなら、音の遅延がある無線接続よりも、遅延のない有線接続の方がゲームを有利に進めることができます。
ゲーミングスマホでイヤホンジャックの無いBlack Shark 5は、残念な仕様になっています。

対戦ゲームでは音の遅延のない有線イヤホンの方が有利になるため、ゲーミングスマホにイヤホンジャックは必須と言えるでしょう。

バッテリー

バイパス充電が光る機能

Black Shark 5の方がバッテリー容量が150mAh多く、バッテリー容量の差がバッテリー持ちに大きく影響することはありません。

Black Shark 5はバイパス充電に対応しており、充電しながらゲームを遊ぶ際にバッテリーへの充電を行わず、本体へ直接電力を供給することができます。
これにより、バッテリーの負担を軽減して劣化を遅らせることが出来ます。

Black Shark 5はデュアル充電モードに対応しており、急速充電モードと恒温充電モードの選択が可能になっています。
急速充電モードは、120Wフル活用により最速で充電することができる、最速充電モードになっています。
恒温充電モードは、熱放散と充電速度のバランスを取りながら充電を行うことで、バッテリーへの負担を減らすことがきるでしょう。

充電を行いながらゲームをする場合が多くなりそうなゲーミングスマホに、バイパス充電は欲しい機能と言えるでしょう。

総括

感圧ディスプレイとバイパス充電は、操作感とバッテリーの寿命に大きな影響を及ぼすため、Black Shark 5の大きな特徴と言えるでしょう。
イヤホンジャックが非搭載のため、無線接続による音の遅延が発生することがデメリットになりますが、イヤホンを使用しない場合は関係ありません。
今、購入を検討しているなら、Black Shark 5の方がコスパがは高いと言えます。

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