【スペック比較】Redmi Pad vs Xiaomi Pad 5 違いは何?

XiaomiよりRedmi Padが発売され、Xiaomi Mi Pad 5(以下Pad 5)とのスペックの違いを比較していきます。
性能差が大きいと思われますが、コスパはどうでしょうか?

Redme Padが優れている点

本体重量が軽い

Xiaomi Pad 5が優れている点

SoCの性能が高い
解像度が高い
リフレッシュレートが高い
メモリー容量が多い
充電速度が速い

性能差が価格差に見合うかがポイント

128GBモデルでRedme PadとXiaomi Pad 5の価格差が15,000円あり、性能差が価格差以上に思える場合はXiaomi Pad 5の購入をお勧めします。
Xiaomi Pad 5が高性能と分かっていても128GBモデルが約60,000円では、簡単に購入することができません。
Redme Padの64GBモデルが約40,000円で、超円安の現在なら高くは無い価格設定になっています。

ここからは、項目別に比較を行っています。

目次

外観

Redmi Pad
Redmi Pad
Xiaomi Pad 5
Xiaomi Pad 5

ディスプレイ面は、前面カメラのみで似たようなデザインになっており、Pad 5はベゼルが細くなっています。
背面も似たようなデザインで、一眼カメラとお互いのブランドロゴのみになっています。
Pad 5の本体色は2色で構成され、グリーン系の色がRedme Padで追加されました。

スペック

Redmi PadXiaomi Pad 5
本体
SoCMediaTek Helio G99Snapdragon 860
サイズ250.38×157.98×7.05mm254.7×166.3×6.9mm
重量445g511g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ10.61インチ11インチ
パネル種IPS液晶IPS液晶
解像度1200×20001600×2560
リフレッシュレート90Hz120Hz
記憶領域
メモリ3GB/4GB6GB
ストレージ 64GB/128GB128GB/256GB
micro SDありなし
カメラ
背面メインカメラ8MP13MP
前面カメラ8MP8MP
ネットワーク
WIFI802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.25.0
GPSなしなし
機能
生体認証不明顔認証
防水/防塵不明/不明なし/なし
イヤホンジャック なしなし
スピーカークアッドクアッド
バッテリー
バッテリー容量 8000mAh8720mAh
充電速度18W充電33W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格39,800円/44,800円59,800円/64,800円

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同梱物

Redmi Pad

22.5W急速充電器・USB Type-C ケーブル・SD取り出しツール・クイックスタートガイド・保証カード

Xiaomi Pad 5

アダプター・USB Type-C ケーブル・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせ

保護フィルムとケースは共に付属しておらず、microSDが使用できるRedmi PadにはSD取り出しツールが同梱しています。
ケースも欲しいところですが、保護フィルムだけは同梱して欲しかったです。

本体

SoCは別物

AnTuTuベンチマーク Ver.9で約18万点の差があり、Pad 5の方が優れています。
SoCの差でアプリの動作が変わり、Redmi Padでカクカクの動作でもPad 5ならスムーズに動作するアプリが多くなります。
特に、ゲームを高設定で遊びたい場合は、Pad 5ならスムーズな動作が期待できるでしょう。

本体サイズの差は誤差程度も、50グラム以上の重量差は大きい

似たようなディスプレイサイズのため、本体サイズは誤差程度の差になっています。
本体重量の差が66グラムあり、重くなる傾向にあるタブレットで450グラムを切っているRedmi Padは、驚異的な軽さと言っても過言ではありません。
しかし、Pad 5も一般的な重量で重すぎると言った事はなく、Redmi Padが軽すぎるだけです。

Xiaomi Pad 5は、数年前のフラグシップモデルと同じ性能のSoCを搭載しています。
本体重量が445グラムのRedmi Padは軽く、性能を選ぶか、軽さを選ぶかで迷うところです。

ディスプレイ

ディスプレイサイズが若干小さくなったRedmi Pad

ディスプレイサイズが約0.4インチ小さくなったRedmi Padですが、Pad 5と比較すると小さくなった事が分かります。
しかし、実際に使用すると0.4インチの差は分かりにくく、比較しないと分からない程度の差になっています。

IPSパネルは仕方ないと思えるか?

ディスプレイパネルにはIPS液晶パネルを採用しており、スマホに増えてきている有機ELパネルではありません。
導入コストの安い事がIPS液晶のメリットであるも、発色の美しさでは有機ELパネルに劣ります。
両機種共にIPS液晶を搭載しており、買い替え頻度が低いタブレットなら多少コストが上がっても有機ELを搭載してほしかったと思えます。

フルHD以上なら解像度は関係ないかも

Pad 5の方が解像度が高く、ディスプレイに表示できる情報量が多くなります。
しかし、11インチの場合はフルHDに対応しているなら十分だと思え、高解像度は消費電力が増えるデメリットがあります。

リフレッシュレートの違いは大きい

90Hzのリフレッシュレートは人によって残像が見えることがあり、120Hzになると残像が見える確率はかなり下がるため、
120Hzのリフレッシュレートは欲しいところです。

リフレッシュレートと解像度の差が大きく、ディスプレイに関してはXiaomi Pad 5の方が優れています。

記憶領域

6GB以上のメモリーは必須

OSのバージョンアップに伴いメモリーの消費量が増えてきています。
数年前なら4GBのメモリー容量で十分と言われていましたが、今では6GBは必要と言われています。
メモリー不足が発生すると、アプリの動作に影響を及ぼすため、最大メモリー容量が4GBのRedme Padではメモリー不足になる可能性が高いと言えるでしょう。

ストレージの最低容量は128GBと考えたほうが良い

Redme Padは64GBのストレージを選ぶとメモリーが3GBになるため、必然的に4GBのメモリーを搭載した128GBモデルを選択することになります。
128GBのストレージ容量で足らない場合はmicroSDが利用できるため、移動可能なファイルをmicroSDへ移動することでストレージの容量不足がカバーできます。
一方のPad 5はmicroSDの利用ができず、128GBでストレージ不足を起こすと思われる場合は、256GBモデルを考えたほうが良いでしょう。
近年はオンライストレージの年間利用料も安価になってきており、オンラインストレージを利用するのも一つの手段と言えるでしょう。

将来的にメモリーで困りそうなRedme Padに対して、数年間はメモリーで困ることがないと思われるXiaomi Pad 5と言ったところでしょう。

64GBモデルのRedni padを利用する場合はmicroSDが必須と言えます。
microSDの256GBはコスパが良く、低容量を購入して容量不足で買い換えるなら、容量が多いと思えても大容量を購入するほうがお得になります。

カメラ

両機種共に背面はメインカメラのみで、画素数の高いPad 5でも13MPしかありません。
前面カメラも解像度が低く、カメラに性能を求めるのは酷と思われるため、オマケ程度のカメラと考えたおいたほうが良いでしょう。

スマホのようにポケットに入れて持ち歩かないため、カメラは無くても良いのではと思えます。

ネットワーク

最新規格の11AXに非対応のWiFi

WiFiは11ACまでに対応しており、最新規格の11AXは非対応になっています。
11AXに対応することで11ACより更なる高速通信が利用できるも、大容量のファイル転送を行わない限り11AXのメリットは余りありません。
WiFiは11ACに対応しているなら、十分と言えるでしょう。

Bluetoothのバージョン差にメリットは無い

Redme PadはBluetooth5.2に対応しているも、5.0と5.1以上に大きな差がなく、Bluetoothは5,0以上に対応しているなら不自由に思えることは無いでしょう。

GPSには非対応

モバイル通信に非対応のためGPSには対応していません。
精度が低いWiFiの位置情報では正確な位置が掴めず、ナビの使用は控えたほうが良いでしょう。

GPSが利用できない点は大きなデメリットと思えるも、それ以外は及第点と言えるでしょう。

機能

生体認証は必要?

Redme Padの生体認証が不明になっていますが、生体認証は無いと思われます。
そして、Pad 5は顔認証に対応しているも、タブレットに生体認証は’必要でしょうか?
タブレットはスマホのように画面のオンオフを頻繁に行わないもので、生体認証が無くても不便には思わないでしょう。

防水と防塵には非対応

Redme Padの防塵と防水は不明になっていますが、こちらも生体認証と同じで非対応だと思えます。

音に臨場感があるクアッドスピーカー

両機種共にクアッドスピーカーを搭載しており、タブレット本体を横に持った際に左右2基づつのスピーカーがあります。
ステレオスピーカーよりスピーカーが2基増えるだけで、音の臨場感がが大きく変わります。

映画や音楽でクアッドスピーカーの実力が発揮され、クアッドスピーカーは両機種の特徴と言えるでしょう。

バッテリー

バッテリー容量は多いほうが良い

Pad 5のバッテリー容量はRedme Padより10%ほど多くなっており、ディスプレイサイズの差を考慮しても、Pad 5の方がバッテリー持ちは良くなっています。

充電速度は最低でも30W欲しい

Redme Padは18Wの充電速度に対応しており、Pad 5の半分になっています。
バッテリー容量の多いタブレットで18W充電は時間がかかるため、最低でも30Wは欲しかったところです。

バッテリー容量の多いXiaomi Pad 5でも、稼働時間は1時間延びれば良いでしょう。
Redme Padのデメリットの一つが充電速度の遅さで、Xiaomi Pad 5でも速くはなく及第点と言ったところでしょう。

総括

Redme Padの優れている点は本体重量のみで、元々のコンセプトが違うため仕方がない結果になりました。
メモリー容量と充電速度はRedme Padの大きなマイナス点になっており、特にメモリー容量がネックになります。
価格で選ぶならRedmi Padになり、性能で選ぶならXiaomi Pad 5になるでしょう。

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