【スペック比較】moto g24 vs Redmi 12 5G おすすめ機種は用途で決まる

motorolaより発売中のmoto g24と、Xiaomiより発売中のRedmi 12 5Gをスペック比較しています。
ロースペック機のmoto g24と、比較的安価に購入できるミドルスペック機のRedmi 12 5Gを比較すると、どのような違いがあるのでしょう。

ここではスペックの違いを解説しています。

moto g24が優れている点

本体重量が軽い
ステレオスピーカーに対応

Redmi 12 5Gが優れている点

SoCの性能が高い
解像度が高い
5Gに対応
おサイフケータイが使える
充電速度が若干速い

コスパを求めるならmoto g24

メモリー8GBで価格差が14,000円あり、moto g24の価格を基準にするとRedmi 12 5Gは30,000円ぐらいが妥当な価格でしょう。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

moto g24

moto g24 外観

Redmi 12 5G

Redmi 12 5G 外観

共にセンターパンチホールを採用しており、ディスプレイ面の違いはありません。
背面に二眼カメラがあり、フラッシュの位置とロゴのの違いで見分けることができます。

moto g24

moto g24 本体色

Redmi 12 5G

Redmi 12 5G 外観

moto g24の本体色はマットチャコール・アイスグリーンの2色があり、Redmi 12 5Gはミッドナイトブラック ・ポーラーシルバー・スカイブルーの3色です。
moto g24のアイスグリーンと、Redmi 12 5Gのポーラーシルバー・スカイブルーが特徴のある色になります。

スペック

moto g24Redmi 12 5G
本体
SoCMediaTek Helio G85Snapdragon 4 Gen 2
サイズ163.49×74.53×7.99mm169×76×8.2mm
重量181g200g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.6インチ6.8インチ
パネル種LCDIPS液晶
解像度1612×7202460×1080
リフレッシュレート90Hz90Hz
タッチサンプリングレート不明240Hz
記憶領域
メモリ8GB4GB/8GB
ストレージ 128GB128GB/256GB
micro SDあり(最大1TB)あり(最大1TB)
カメラ
背面メインカメラ50MP(f/1.8)50MP(f/2.0)
深度センサーなし2MP(f/2.4)
マクロカメラ20MP(f/2.4)なし
前面カメラ8MP(f/2.0)5MP(f/2.2)
ネットワーク
3Gバンド1/2/5/81/2/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/411/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41
5G Sub6非対応3/28/41/77/78
WIFI802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.05.0
SIMnanoSIM/nanoSIMnanoSIM/eSIM
機能
生体認証顔認証/側面指紋認証顔認証/側面指紋認証
防水/防塵IPX2/IP5XIPX3/IP5X
イヤホンジャック ありあり
Felicaなしあり
スピーカーステレオモノラル
バッテリー
バッテリー容量 5000mAh5000mAh
充電速度15W充電18W充電
ポートUSB2.0 TypeCUSB TypeC
価格20,800円29,800円/34,800円

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付属品

moto g24

本体カバー、SIM取り出しピン、ガイド類、LG(法令/安全/規制)

Redmi 12 5G

SIM取り出し用ピン・ソフトケース・保護フィルム・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせ

共に本体カバーは付属しますが、ACアダプターとUSB TypeCケーブルが無く、moto g24には保護フィルムもありません。
安価な機種のため必要最低限のものが付属していないことは仕方ありませんが、Xiaomiの機種にしては珍しくACアダプターとUSB TypeCケーブが付属していません。

本体

SoCの性能差は大きい

AnTuTuベンチマーク Ver.10でmoto g24を計測すると約27万点あり、Redmi 12 5Gは約47万点です。
この結果から、ロースペック機のmoto g24に対して、ミドルスペック機のRedmi 12 5Gになります。
ミドルスペック以下の機種で20万点の差は大きく、動作するアプリへの影響が大きくなり、moto g24はゲーム以外のアプリでも一部のアプリは動作に支障があります。
Redmi 12 5Gの場合は、ゲーム以外のアプリは動作に問題がなく、画質とフレームレートを最低にすると大半のゲームがスムーズに動作するでしょう。

軽めの本体重量

本体重量差は19グラムありますが、本体サイズに対して共に軽い本体になります。
特にmoto g24は190グラムでも不思議のない本体サイズのため、181グラムは優秀な本体重量です。

SoCの性能差が大きく、機種によって用途が変わります。

ディスプレイ

見やすいRedmi 12 5Gのディスプレイ

6.6インチディスプレイのmoto g24に対して、6.8インチディスプレイのRedmi 12 5Gです。
0.2インチの違いは文字や画像が大きくなり、見やすくなる反面、本体サイズが大きく重量も重くなります。
見やすさか本体サイズかはユーザの好みで意見が別れるため、好みの方を選びましょう。

解像度の違いはあるの?

6.8インチディスプレイの場合、よく見ないと解像度の違いが分かりません。
一般的なスマホの解像度が2400×1080のため、Redmi 12 5Gは標準の解像度と言って良く、moto g24は一般的なスマホより低い解像度ですが、粗さが気になるような解像度ではありません。

ディスプレイパネルのIPS液晶とLCDは、同じような機構のため、同じものと思っても問題ありません。
ミドルスペック機のRedmi 12 5Gは、解像度が高くなっています。

記憶領域

メモリーは8GB必須

4GBと8GBのメモリーが選べるRedmi 12 5Gのメモリー容量は8GB一択です。
メモリー4GBでは、メモリー不足に陥る可能性が高く、スマホの反応が遅れ、動作が重くなったりします。
そのため、メモリー容量は8GBを選ぶ必要があり、moto g24はメモリー8GBのみです。

ストレージの理想は256GB

Redmi 12 5Gのメモリー8GBモデルを選ぶと、ストレージ容量は256GBになります。
大量の動画やゲームアプリを保存しない限りは、256GBのストレージで困ることはありません。
ストレージ128GBのmoto g24の場合、ストレージ不足に陥った際にmicroSDを活用することでストレージ不足を解消できますが、ファイルやアプリを転送する手間が省ける256GBは、ストレージの理想的な容量です。

 メモリーとストレージが理想的なRedmi 12 5Gのメモリー8GBモデルですが、microSDが使用できるmoto 24gでもファイル転送等の手間を惜しまない場合は、十分なストレージ容量です。

カメラ

価格相応のカメラ

ミドルスペック以下のカメラは似たような性能の機種が多く、画質も似たようなものになると思われます。
Redmi 12 5Gの深度センサーより、moto g24のマイクロカメラの方が使用頻度が高いと思われるため、Redmi 12 5Gはメインカメラのみと思っても問題ありません。

高画質のカメラを望む場合は、ハイスペック機選ぶと良いでしょう。

ネットワーク

5Gの必要性は?

Redmi 12 5Gは5Gに対応していますがn79非対応のため、docomoの5G対応エリア内で4G接続になる場合があります。
日本国内すべての通信キャリが4Gに対応しているため、5G非対応のmoto g24でも、日本国内の使用で困ることはありません。

通信キャリアを選ぶeSIM

デュアルSIMで使用する際に、物理SIMのみが対応しているmoto g24は全ての通信キャリアで使用できます。
eSIM非対応の通信キャリがあり、Redmi 12 5GをデュアルSIMで使用する際は、通信キャリがeSIMに対応しているかの確認が必要です。

5GとeSIMに対応しているRedmi 12 5Gの利点は少なく、moto g24でも困らないでしょう。

機能

おサイフケータイにFeliceは必須

Feliceを搭載することで、おサイフケータイが使用できます。
Redmi 12 5GはFelicaを搭載しており、スマートSuicaやiDのようなタッチ決済が使用可能です。
NFCに対応している両機種は、VISAタッチやMasterコンタクトレスのようなタッチ決済が使用できます。

最低でも疑似ステレオ

共に一基のスピーカーを搭載しており、Redmi 12 5Gはモノラル音声ですが、moto g24は受話部から音声が流れる疑似ステレオに対応しています。
スピーカーの違いで音に違和感がある疑似ステレオですが、モノラル音声より臨場感のがあり、内蔵スピーカーで音楽や動画を楽しみたい場合は、最低でも疑似ステレオは必須です。

Felicaを搭載しているRedmi 12 5Gは、モノラルスピーカーが残念です。

バッテリー

充電速度が残念なRedmi 12 5G

moto g24の15W充電は、ロースペック機で良くある充電速度です。
Redmi 12 5Gの18W充電は、ミドルスペック機では充電速度が遅く、30W以上の充電速度が欲しかったです。
Redmi 12 5Gの充電速度が若干速く、フル充電で10分ほどの違いがあります。

大容量バッテリーに低速充電のため、バッテリー関係のバランスが悪くなっています。

総括

moto g24のSoCは性能が低く、用途が限定されるため、メイン機よりサブ機としての利用が良いと思われます。
SoCの性能が高いRedmi 12 5Gは、moto g24より用途が多くなり、メイン機で考える場合はRedmi 12 5Gが良いでしょう。
価格面では、Redmi 12 5Gは価格なりの性能であり、moto g24は価格以上の性能です。

筆者のお勧め

機種の性能が違いすぎるため、コスパではなく用途で選ぶ方が良く、簡単な利用ならmoto g24をお勧めします。
ゲームも遊びたい場合や、ある程度マルチに利用する場合は、性能が高いRedmi 12 5Gをお勧めします。

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