【スペック比較】motorola edge 40 vs Google Pixel 7 コスパの高いedge 40

Google Pixel 7aより高性能なGoogle Pixel 7（以下Pixel 7）とmotorola edge 40（edge 40）のスペック比較です。
価格から考えるとGoogle Pixel 7が優れているように思えますが実際はどうでしょうか？

motorola edge 40が優れている点

本体重量が軽い
リフレッシュレートが高い
前面カメラの画素数が多い
有線充電速度が速い
安価な価格

Google Pixel 7が優れている点

SoCの性能が高い
ストレージ容量が選べる
無線充電速度が速い

価格差ほどの性能差がない

同モデルで比較すると3万円以上の価格差があるも、価格差以上の性能差はありません。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

外観

両機種共にセンターパンチホールを採用していますが、edge 40は曲面ディスプレイです。
曲面ディスプレは特徴的ですが、人によっては扱いにくいディスプレイになっています。

Pixel 7の背面は横並びのカメラが特徴的で、カメラ以外は同じようなデザインです。

イクリプスブラック・ルナブルーの暗めの色で構成しているedge 40に対して、Lemongrass・Snow・Obsidianｂのホワイト系とブラック系の3色で構成しているPixel 7です。
edge 40に明るめの色がない点が残念で、明るめの色が好みの場合はPixel 7が良いでしょう。

スペック

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付属品

各メーカーの標準付属品が付属しています。
edge 40には保護フィルムがなく、Pixel 7は本体カバー・保護フィルム・充電器がありません。
両機種共に必要最低限のものが揃っておらず、別途購入する必要があります。
曲面ディスプレイのedge 40でガラスフィルムを使用する際は、曲面部に浮きがでないフィルムを選択する必要があります。

本体

ゲームで分かるSoCの違い

大きい本体重量の差

本体のサイズに対してPixel 7は重く、edge 40は同サイズの機種の中でも軽い機種に分類されます。
実際に持って比較すると、edge 40の方がかなり軽く思えるでしょう。

SoCの違いが分かるのはゲームのみです。
本体重量の違いは一目瞭然で、軽い機種が好みの場合は、motorola edge 40が良いでしょう。

ディスプレイ

大きく見える0.25インチの違い

0.25インチは数字で見ると大したことはありませんが、実際に比較すると、6.55インチのedge 40が大きく見えます。
ディスプレイが大きくなると見やすくなるメリットがある反面、本体が大きくなることがデメリットです。

利用者によって変わるリフレッシュレート

Pixel 7のリフレッシュレート90Hzで残像が見える可能性があり、edge 40の144Hzでは残像が見える可能性は激減します。
リフレッシュレートが高くなるとバッテリー消費が大きくなるデメリットもあり、「高リフレッシュレート＝良い機種」とは言えません。

好みで分かれるディスプレイサイズと、利用者によって変わるリフレッシュレートです。

記憶領域

選択肢が増える128GBモデル

Pixel 7はストレージ容量が選べますが、edge 40は256GBのみです。
256GBモデルが良い場合は問題ありませんが、128GBのストレージ容量で十分な場合にedge 40を選ぶと、ストレージが余ることを考慮する必要があります。
microSDが使用できないため、256GBの多い方が容量不足で困る可能性が少なくなるでしょう。

共にメモリー容量が8GBあり、256GBモデルを選んでおくとストレージ不足で困る可能性を低くできるため、バッテリーが持てば長く利用できます。

カメラ

画素数が同じでもF値が違う

50MPのメインカメラを搭載していますが、F値が若干違います。
Pixel 7のF値1.85よりedge 40の1.4の方が、背景のボケ具合に優れていますが、Pixel 7のメインカメラが悪いわけではありません。
両機種共に優れたカメラ性能を有しており、各機種のカメラチューニング次第で大きく画質が変わってきます。

前面カメラの画素数の違い

前面カメラを多用する場合は、似たようなF値のため、画素数の多いedge 40が良いでしょう。

甲乙つけがたいカメラ性能のため、カメラについては考えなくても良いでしょう。

ネットワーク

日本国内での使用で困ることはありません。
4G・5Gの対応バンドが少ないedge 40を海外で利用する際に、利用できる国がPixel 7より少なくなります。

機能

完全防水・防塵対応でおサイフケータイが使用できます。
このクラスになると、標準と言っても良い装備です。

バッテリー

充電速度の違いは充電時間の差

2倍以上の充電速度の差があり、似たようなバッテリー容量のため、Pixel 7の方がedge 40より約2倍の充電時間が必要になります。
充電の際にバッテリーへの負担はedge 40の方が大きく、同じ使い方をした場合、edge 40の方がバッテリーの寿命は短くなるでしょう。

違いの少ないワイヤレス充電

Pixel 7のワイヤレス充電速度が速くなっています。
置くだけで充電できるワイヤレス充電は、手軽に充電できることがメリットですが、充電速度は速くありません。

2年ぐらいで機種変する場合は、バッテリーの劣化を考える必要はありません。
長期間の利用を考えている場合は、少しでもバッテリー劣化が遅くなるGoogle Pixel 7が良いでしょう。

総括

SoC以外でGoogle Pixel 7が大きく優れている点がなく、SoCの性能差を妥協できるのなら、motorola edge 40の方がコスパは高いです。
ゲーム以外の用途でSoCの性能差がなく、ゲーム画質等に拘りがない場合は、motorola edge 40でも十分な性能があります。
ただし、motorola edge 40は曲面ディスプレイのため、曲面ディスプレイを許容できる場合に限ります。

筆者が購入するなら、motorola edge 40です。
価格差以上の性能差がなく、ゲーム画質等に拘りがなく、筆者の用途ではmotorola edge 40に搭載しているDimensity 8020で困ることはありません。

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