【スペック比較】Xiaomi 14T vs Xiaomi 15T|どっちを買うべき?スペック・価格・性能比較

2025年9月にXiaomiの最新スマートフォンXiaomi 15Tが登場しました。
前モデルのXiaomi 14Tから約1年ぶりの進化となり、SoC・スピーカー・バッテリー容量などがアップデートされています。

本記事では、Xiaomi 14TとXiaomi 15Tの違いを徹底比較し、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。
購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

Xiaomi 14Tが優れている点

144Hzのリフレッシュレートに対応
おサイフケータイが使える

Xiaomi 15Tが優れている点

SoCの性能が高い
256GB/512GBのストレージが選べる
デュアルスピーカーを搭載
5500mAhのバッテリーを搭載

定価購入なら

定価で7千5百円の違いですが、価格差以上の性能差です。
特にSoCの性能差が大きく、SoCの違いだけでも価格差は埋まります。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

Xiaomi 14T

Xiaomi 14T 外観

本体色
レモングリーン
チタングレー
チタンブルー

Xiaomi 15T

Xiamo 15T 外観

本体色
ブラック
グレー
ローズゴールド

スペック

Xiaomi 14TXiaomi 15T
本体
SoCDimensity 8300-UltraDimensity 8400-Ultra
AnTuTu Ver.10128万点160万点
ゲーム用途
ゲーム以外の用途
サイズガラス:160.5×75.1×7.8mm
PU:160.5×75.1×7.95mm
163.2×78.0×7.5mm
重量ガラス:195g
PU:193g
194g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.67インチ6.83インチ
パネル種有機EL有機EL
解像度2712×12802772×1280
リフレッシュレート144Hz120Hz
タッチサンプリングレート480Hz480Hz
記憶領域
メモリ12GB12GB
ストレージ 256GB256GB/512GB
micro SDなしなし
カメラ
背面メインカメラ50MP(f/1.7)50MP(f/1.7)
超広角カメラ12MP(f/2.2)12MP(f/2.2)
望遠カメラ50MP(f/1.9)/光学2倍50MP(f/1.9)/光学2倍
前面カメラ32MP(f/2.0)32MP(f/2.2)
ネットワーク
3Gバンド1/2/4/5/6/8/191/2/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/26/28/38/
40/41/42
1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/25/26/28/
32/38/39/40/41/42/48/
66/71
5G Sub61/3/28/40/41/77/781/2/3/5/7/8/12/20/25/
26/28/38/40/41/48/66/
71/75/77/78
docomo
au
Softbank
楽天
WIFI802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.46.0
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/nanoSIM
機能
生体認証顔認証/画面内指紋認証顔認証/画面内指紋認証
防水/防塵IPX8/IP6XIPX8/IP6X
イヤホンジャック なしなし
Felicaありなし
スピーカーステレオデュアル
バッテリー
バッテリー容量 5000mAh5500mAh
充電速度67W充電67W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格57,300円64,800円/69,980円

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付属品

Xiaomi 14T

ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・画面保護シート・クイックスタートガイド

Xiaomi 15T

ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・画面保護シート・クイックスタートガイド

本体

SoC

Xiaomi 14Tに搭載しているDimensity 8300-Ultraは、AnTuTuベンチマーク Ver.10で約128万点あり、その上位になるDimensity 8400-Ultraを搭載しているXiaomi 15Tは約160万点です。
約32万点の違いは、動画再生やSNSのような日常使いではわかりませんが、SoCの性能が必要になる3Dゲームで、違いがわかります。
ゲームの画質とフレームレートに違いがあり、性能が高いXiaomi 15Tの方がより高画質の高フレームレートでの動作が見込めるでしょう。

本体サイズ・重量

同じような本体重量ですが、Xiaomi 15Tの方が本体サイズが大きく、本体サイズに対してXiaomi 15Tは軽い本体と言えます。

SoCの性能差が大きく、ゲーム主体の際はXiaomi 15Tが良いでしょう。

ディスプレイ

ディスプレイサイズ・パネル

6.83インチの大画面を採用しているXiaomi 15Tに対して、Xiaomi標準の6.67インチを採用しているXiaomi 14Tです。
画面が大きいXiaomi 15Tの方が見やすく、特にゲームに向いています。

Xiaomi 14Tの最大輝度が4000mitsに対して、Xiaomi 15Tは3200nitsです。
屋外の直射日光下でXiaomi 15T明るく表示されますが、Xiaomi 14TはXiaomi 15Tより明るく表示されるため、屋外での使用が多い場合はXiaomi 14Tが良いでしょう。

リフレッシュレート

144Hzのリフレッシュに対応しているXiaomi 14Tは、ほぼ全ての人が滑らかなスクロールと思えます。
一方のXiaomi 15Tは滑らかなスクロールですが、一部の人にはカクついて見えるかもしれません。
Xiaomi 14Tのリフレッシュレートが必要な人は多くなく、一般的にはXiaomi 15Tで十分です。

最大輝度やリフレッシュレートで考えるのではなく、好みのディスプレイサイズを選びましょう。

記憶領域

ストレージ

256GB/512GBのストレージが選べるXiaomi 15Tですが、特殊な用途を除きストレージ容量は256GBで困ることはありません。
そのため、256SBのストレージを搭載しているXiaomi 14Tでも十分です。

メモリー不足になる可能性が低い12GBを搭載しており、256Gのストレージで不安な人はXiaomi 15Tを選びましょう。

カメラ

メインカメラ

スペック上は似たような性能ですが、搭載しているイメージセンサが違いがあり、Xiaomi 14TはSONY IMX906で、Xiaomi 15TはLight Fusion 800です。
イメージセンサーは、SONY IMX906が1/1.56インチに対して、Light Fusion 800は1/1.55インチになり、少しだけLight Fusion 800の方が大きくなります。
イメーセンサーサイズの違いが少なくF値も同じのため、似たような画質になるでしょう。

カメラについては同じような性能のため、なんとも言えません。

ネットワーク

国内4キャリに対応しており、4G・5Gともに問題なく使用できます。
最新規格の11be(WIFI7)には対応していませんが、11ac(WIFI6)に対応しているため、通信速度が遅いと思うことはありません。

機能

Felica

おサイフケータイを使用したい場合は、Felicaを搭載したXiaomi 14Tを選ぶと良いでしょう

スピーカー

2基のスピーカーを搭載したXiaomi 15Tは完全ステレオに対応しています。
Xiaomi 14Tは1基のスピーカーと、受話部から音声が流れる疑似ステレオに対応しており、スピーカーの質の違いで違和感がある音になるのが難点です。

スピーカーかおサイフケータイで、重視する方を選ぶと良いでしょう。

バッテリー

バッテリー容量

Xiaomi 15Tのバッテリー容量が500mAh多く、バッテリー持ちが長くなります。
ただし、半日伸びるわけではなく、数時間程度の違いです。
Xiaomi 14Tも5000mAhのバッテリーを搭載しているため、普通に使用していると1日は持ちます。
バッテリー容量が多いに越したことはありませんが、気にするような違いではありません。

バッテリー容量以外に違いがなく、そのバッテリーも少し多いぐらいの違いのため、バッテリー関係を気にするような違いではありません。

総括

SoC・おサイフケータイ・スピーカーが大きな違いであり、それ以外は大した違いではありません。
3Dゲームが主の用途ならXiaomi 15Tが良く、おサイフケータイが絶対条件ではXiaomi 14Tです。
そのため、どの点を重視するかで機種を選ぶと良いでしょう。
SoCの性能が不足していると思える際は、Xiaomi 14TからXiaomi 15Tへ買い換える価値はありますが、それ以外の性能差で買い換える必要性は見当たりません。

筆者のお勧め

Xiaomi 14Tの新品を入手するのが難しく、新品で購入する際はXiaomi 15Tしか購入できません。
さらに、Xiaomi 14Tの中古価格が安くなく、価格と性能差を考慮するとXiaomi 15Tをおすすめします。

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