スマートフォン市場で常に最先端を走り続けるXiaomiから、フラッグシップの王道を継ぐXiaomi 15T Proと、ゲーミング・エンタメ性能に特化した異端児POCO F7 Ultraが登場しました。
どちらも最新鋭のチップセット、圧巻のカメラ性能、そして高速充電を搭載したハイエンドモデルですが、その設計思想は大きく異なります。
「Leica(ライカ)監修のカメラとFeliCa搭載」で死角なしのオールラウンダーを求めるのか?
それとも、「ゲーミング向きのチップと120W超急速充電」で極限のパフォーマンスを追求するのか?
ここでは、この2つの強力な選択肢を、スペック、カメラ、利便性など、あらゆる角度から徹底比較して、あなたが本当に選ぶべきベストな一台を見つけるための詳細な解説をお届けします。
Xiaomi 15T ProとPOCO F7 Ultraはどっちが買い?
結論
どちらも高性能なSoCを搭載しており、最高画質・高フレームレートで快適にゲームをプレイできます。
性能面ではPOCO F7 Ultraの方がわずかに上で、より安定した環境でゲームを楽しめますが、このクラスになると体感差は非常に小さく、どちらを選んでもプレイ環境が大きく変わることはないでしょう。
充電性能については、POCO F7 Ultraの方が80%付近までの充電速度が速く、短時間でサッと充電したい場合に向いている一方で、100%までの充電時間に大きな差はありません。
カメラ性能では、それぞれに強みがあります。
POCO F7 Ultraは3200万画素(32MP)の広角カメラを搭載しており、近距離の撮影をきれいに残せます。また、高速なワイヤレス充電(約1時間でフル充電)に対応している点も魅力です。
一方、Xiaomi 15T ProはLeica(ライカ)監修のカメラを採用しており、独特の色味や質感を再現できます。
さらにセンサーサイズが大きいため、夜間撮影に強く、115mm相当の光学5倍望遠カメラによって遠くの被写体も高精細に撮影可能です。
加えて、Xiaomi 15T ProはFeliCa(おサイフケータイ)に対応しているため、日常使いの利便性も優れています。
どちらもハイエンド性能を備えた完成度の高いスマートフォンであり、大きな失敗をする可能性は低いでしょう。
迷っているなら、総合力が高く日本での使い勝手にも優れる「Xiaomi 15T Pro」を選ぶのがおすすめです。
価格
カメラ性能に優れるXiaomi 15T Proは、約1万円高い価格設定となっています。
POCO F7 Ultraと比較すると、総合的なバランスに優れたXiaomi 15T Proの方がコストパフォーマンスは高く、コスパ重視で選ぶならXiaomi 15T Proがおすすめです。
おすすめな人
Xiaomi 15T Pro
- カメラ性能重視
- 遠方をきれいに撮影したい
- おサイフケータイ重視
POCO F7 Ultra
- 近くをきれいに撮影したい
- 速く充電を完了したい
- ワイヤレス充電を使いたい
スペック比較表
| Xiaomi 15T Pro | POCO F7 Ultra | |
|---|---|---|
| 本体 | ||
| SoC | Dimensity 9400+ | Snapdragon 8 Elite |
| AnTuTu Ver.10 | 255万点 | 285万点 |
| AnTuTu Ver.11 | 270万点 | 295万点 |
| ゲーム用途 | ◎ | ◎ |
| ゲーム以外の用途 | ◎ | ◎ |
| サイズ | 162.7×77.9×7.96mm | 160.26×74.95×8.39 |
| 重量 | 210g | 212g |
| ディスプレイ | ||
| ディスプレイサイズ | 6.83インチ | 6.67インチ |
| パネル種 | 有機EL | 有機EL |
| 解像度 | 2772×1280 | 3200×1440 |
| リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz |
| タッチサンプリングレート | 480Hz | 480Hz |
| 記憶領域 | ||
| メモリ | 12GB | 12GB/16GB |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB |
| micro SD | なし | なし |
| カメラ | ||
| 背面メインカメラ | 50MP(f/1.62) | 50MP(f/1.6) |
| 望遠カメラ | 50MP(f/3.0)/光学5倍 | 50MP(f/2.0)/光学2.5倍 |
| 超広角カメラ | 12MP(f/2.2) | 32MP(f/2.2) |
| 前面カメラ | 32MP(f/2.2) | 32MP |
| ネットワーク | ||
| 3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
| 4Gバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/25/26/28/ 32/38/39/40/41/42/48/ 66/71 | 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/ 26/28/38/40/41/42/48/ 66 |
| 5G Sub6 | 1/2/3/5/7/8/12/20/25/ 26/28/38/40/41/48/66/ 71/75/77/78 | 1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/ 40/41/48/66/77/78 |
| docomo | ◎ | ◎ |
| au | ◎ | ◎ |
| Softbank | ◎ | ◎ |
| 楽天 | ◎ | ◎ |
| WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
| Bluetooth | 6.0 | 6.0 |
| SIM | nanoSIM/nanoSIM | nanoSIM/nanoSIM |
| 機能 | ||
| 生体認証 | 顔認証/画面内指紋認証 | 顔認証/画面内指紋認証 |
| 防水/防塵 | IPX8/IP6X | IPX8/IP6X |
| イヤホンジャック | なし | なし |
| Felica | あり | なし |
| スピーカー | ステレオ | ステレオ |
| バッテリー | ||
| バッテリー容量 | 5500mAh | 5300mAh |
| 充電速度 | 90W充電 | 120W充電 |
| ワイヤレス充電 | なし | 50W充電 |
| ポート | USB TypeC | USB TypeC |
| 価格 | 109,800円/119,800円/129,800円 | 99,980円/109,800円 |
Xiaomi 15T Proが優れている点
POCO F7 Ultraが優れている点
外観
Xiaomi 15T Pro

本体色
ブラック
グレー
モカゴールド
POCO F7 Ultra

本体色
ブラック
イエロー



付属品
Xiaomi 15T Pro
ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・画面保護シート貼付済・クイックスタートガイド
POCO F7 Ultra
ACアダプタ・USB Type-Cケーブル・SIM取り出し用ピン・ソフトケース・保護フィルム・クイックスタートガイド
各項目を解説
ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。
本体
SoC
Xiaomi 15T Proは、MediaTekの最新SoCであるDimensity 9400+を搭載し、AnTuTuベンチマーク Ver.11で約270万点を記録しています。
一方、POCO F7 UltraはQualcommの最新SoCであるSnapdragon 8 Eliteを搭載し、AnTuTuベンチマーク Ver.11では約295万点のスコアです。
両機種のスコア差は約25万点ありますが、いずれも300万点近い高性能であるため、実際の使用感で大きな差を感じる場面は少ないでしょう。
そのため、どちらの機種でもゲームや日常操作など、あらゆる用途を快適にこなせる性能を備えていると言えます。
本体サイズ・重量
Xiaomi 15T Proの方が本体サイズはやや大きいものの、重量は両機種でほぼ同等です。
そのため、サイズとのバランスで見ると、コンパクトなPOCO F7 Ultraの方がやや重く感じやすいと言えるでしょう。
両機種とも、現行スマートフォンの中でもトップクラスの性能を誇るSoCを搭載しています。
ディスプレイ
ディスプレイサイズ・パネル
Xiaomi 15T Proは6.83インチの大画面ディスプレイを搭載しているのに対し、POCO F7 Ultraは6.67インチとなっています。
どちらも高解像度で、通常使用において画面の粗さを感じることはありません。
なお、POCO F7 Ultraの方が解像度はやや高いものの、このサイズのディスプレイでは体感できる差は小さく、解像度の違いを過度に気にする必要はないでしょう。
リフレッシュレート
POCO F7 Ultraのリフレッシュレート120Hzは、多くの人が滑らかなスクロールと感じられる十分な性能です。
一方、Xiaomi 15T Proは144Hzに対応していますが、この違いを体感できる場面は限られており、一般的な用途では120Hzでも不満を感じることはほとんどないでしょう。
大画面かつ高リフレッシュレートに対応したXiaomi 15T Proは、動画視聴やゲーム用途に適したモデルです。
記憶領域
メモリ
Xiaomi 15T Proは12GBメモリを搭載しているのに対し、POCO F7 Ultraは12GB/16GBから選択できます。
一般的な用途であれば12GBでも十分なため、16GBはややオーバースペックと言えるでしょう。
ただし、メモリ容量が多くて不利になることはないため、容量の違いを過度に気にする必要はありません。
ストレージ
両機種とも256GB/512GBのストレージが選択可能で、Xiaomi 15T Proはさらに1TBモデルも用意されています。
一般的な用途であれば256GBで十分ですが、容量に不安がある場合は512GBを選ぶと安心です。
なお、現時点では1TBを活かせる場面は限られており、多くのユーザーにとっては必須とは言えないでしょう。
ストレージ容量は用途に応じて選べばよく、POCO F7 Ultraのメモリ容量についても過度に気にする必要はありません。
カメラ
Xiaomi 15T Proは1/1.31インチのLight Fusion 900をセンサーに採用しているのに対し、POCO F7 Ultraは1/1.55インチのLight Fusion 800を搭載しています。
センサーサイズの大きいXiaomi 15T Proの方が画質面で有利で、暗所でもより明るく撮影できます。
また、Xiaomi 15T ProはLeica(ライカ)監修のトリプルカメラシステムを採用している点も大きな魅力です。
Leicaならではの深みのある色合いや質感を活かした写真撮影が楽しめます。
望遠カメラ
Xiaomi 15T Proは焦点距離115mm相当の光学5倍望遠を搭載しているのに対し、POCO F7 Ultraは60mm相当の光学2.5倍望遠となっています。
約2倍の焦点距離の差があるため、Xiaomi 15T Proの方が遠くの被写体をより高画質で捉えやすく、ズーム性能に優れています。
一方で、POCO F7 Ultraの光学2.5倍では、シーンによってはやや物足りなさを感じる場合もあるでしょう。
ただし、一般的なスマートフォンでは望遠カメラ自体を搭載していないことも多く、POCO F7 Ultraの望遠性能が劣っているわけではありません。
超広角カメラ
一般的なスマートフォンでは800万画素(8MP)前後の超広角カメラが多いため、POCO F7 Ultraの3200万画素(32MP)は高解像度で優れた仕様と言えます。
そのため、超広角カメラでも実用性の高い撮影が可能です。
一方、Xiaomi 15T Proの1200万画素(12MP)は標準的な画素数であり、用途によってはやや補助的な位置付けと感じる場合もあるでしょう。
Leica監修のカメラシステムや光学5倍望遠を搭載するXiaomi 15T Proですが、超広角カメラの性能ではPOCO F7 Ultraに一歩譲ります。
ネットワーク
国内の4キャリアすべてで4G・5Gに対応しており、問題なく利用可能です。
また、最新規格であるIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)にも対応しています。
機能
Felica
Xiaomi 15T Proはおサイフケータイに対応していますが、POCO F7 Ultraは非対応です。
一方で、両機種ともNFCに対応しているため、クレジットカードのタッチ決済は使えます。
両機種の違いはおサイフケータイの対応有無のみで、それ以外の大きな違いはありません。
バッテリー
バッテリー容量
バッテリー容量の差は200mAhとわずかで、大きな違いとは言えません。
充電速度
Xiaomi 15T Proは90W充電に対応し、1〜100%までのフル充電の時間は約36分です。
一方、120W充電に対応するPOCO F7 Ultraは約34分でフル充電が可能です。
フル充電までの差はわずか2分ですが、充電序盤〜80%程度まではPOCO F7 Ultraの方がより高速に充電できる傾向があります。
ワイヤレス充電
POCO F7 Ultraは50Wのワイヤレス充電に対応しており、有線充電には及ばないものの、実用性の高い充電速度を備えています。
一方、Xiaomi 15T Proはワイヤレス充電に非対応です。
充電速度はPOCO F7 Ultraが優れており、一方でバッテリー容量はXiaomi 15T Proの方がわずかに多くなっています。
まとめ
どちらもゲーム性能は非常に高く、主な違いはカメラ性能・おサイフケータイ・ワイヤレス充電の3点です。
POCO F7 Ultraは、高速なワイヤレス充電に対応し、3200万画素(32MP)の広角カメラを搭載しています。
そのため、ワイヤレス充電を重視する人や、近距離をきれいに撮影したい人に向いています。
望遠カメラはXiaomi 15T Proと比べると焦点距離は短いものの、スマートフォンとしては十分に長めで、日常的なズーム撮影には対応可能です。
一方、Xiaomi 15T Proはおサイフケータイ(FeliCa)に対応し、Leica(ライカ)監修のカメラシステムを採用しています。
さらに、光学5倍の望遠カメラを搭載しており、遠くの被写体も高精細に撮影できます。
Leicaならではの色味や質感の表現力に加え、望遠性能の高さもあり、カメラ性能はXiaomi 15T Proの方が一歩リードしています。
そのため、価格はやや高くなりますが、カメラ性能と日本での使い勝手を重視するなら「Xiaomi 15T Pro」がおすすめです。
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