【スペック比較】OPPO Reno 14 5G vs Xiaomi 15T Pro｜性能・カメラ・価格の違いは？

スマートフォンの買い替えを検討していると、「OPPO Reno 14 5GとXiaomi 15T Proの、どっちがいいの？」と迷う人が多いのではないでしょうか。
どちらも高性能で人気の高い5G対応スマホですが、重視しているポイントによって最適な選択は大きく変わります。

ここでは、処理性能・ディスプレイ・カメラ・バッテリー・価格といった重要ポイントを中心に、OPPO Reno 14 5GとXiaomi 15T Proを徹底比較しています。
「普段使いに向いているのは？」「ゲームや動画を快適に楽しめるのは？」といった疑問に答えながら、あなたに本当に合った1台を分かりやすく解説していきます。

OPPO Reno 14 5Gが優れている点

本体が軽い
前面カメラの画素数が高い
6000ｍAhのバッテリーを搭載

Xiaomi 15T Proが優れている点

SoCの性能が高い
144Hzのリフレッシュレートに対応
480Hzのタッチサンプリングレートに対応
256GB／512GB／1TBのストレージが選べる
Leicaのカメラを搭載
カメラ性能が高い
光学5倍の望遠カメラを搭載
11be（WIFI 7）に対応
おサイフケータイが使える

販売価格ではOPPO Reno 14 5G

定価で見ると、ともに価格相応の機種ですが、販売価格はOPPO Reno 14 5Gが約6万6千円に対して、Xiaomi 15T Proは約10万円です。
Xiaomi 15T Proは9万円前半にならないとコスパが良いとは言えず、価格が下がったことでOPPO Reno 14 5Gのコスパが良くなっています。

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

外観

付属品

スペック

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本体

SoC

AnTuTuベンチマーク Ver.10でOPPO Reno 14 5Gが約135万点で、Xiaomi 15T Proが約255万点です。
ベンチマークで100万点以上の差があり、Xiaomi 15T Proできない用途が無いと言っても過言ではありません。
SoCの性能が必要になる3Dゲームも、最高画質の45〜60FPSで安定動作が見込め、SNSのような日常使いも問題なく使用できます。
一方のOPPO Reno 14 5Gは、日常使いはできますが、3Dゲームになると高画質以下の30FPSぐらいで安定動作が見込めるでしょう

すべての用途をストレスなく使用した場合はXiaomi 15T Proが良く、ある程度の妥協が苦にならなければOPPO Reno 14 5Gでも問題ありません。

本体サイズ・重量

Xiaomi 15T ProはOPPO Reno 14 5Gより本体が大きく、数ミリの違いでも実際に持ってみると大きいと思える違いです。

190グラムを切っているOPPO Reno 14 5Gの本体は軽く、本体サイズから見ても軽い機種になります。
210グラムのXiaomi 15T Proは重い機種ですが、本体サイズから見ると平均的な重さです。

軽くて小さな本体が好みの人には、OPPO Reno 14 5Gが良いでしょう。

SoCの性能が高くマルチに使用できるXiaomi 15T Proは、本体が大きく重い点がデメリットです。

ディスプレイ

ディスプレイサイズ・パネル

6.6インチディスプレイのOPPO Reno 14 5Gに対して、6.83インチのXiaomi 15T Proです。
実際に二機種を並べると、ディスプレイサイズの違いが分かるぐらいのサイズ差になります。
ディスプレイが大きいXiaomi 15T Proの方が見やすく、操作もしやすいですが、本体が大きくなるのが難点です。

同じような解像度で、ディスプレイが大きいXiaomi 15T Proの表示が粗くなると思われるかも知れませんが、この大きさでは表示の粗さの違いは分かりません。
そのため、解像度については考える必要がないです。

最大輝度1200nitsのOPPO Reno 14 5Gは直射日光下で暗く見える可能性があり、真夏の直射日光下では暗く見えます。
Xiaomi 15T Proは3200nitsの最大輝度に対応しており、真夏の直射日光下でも暗く見えません。

リフレッシュレート

リフレッシュレート120Hzに対応しているOPPO Reno 14 5Gに対して、Xiaomi 15T Proは144Hzです。
多くの人が120Hzのリフレッシュレートで滑らかなスクロールと思うため、OPPO Reno 14 5Gで問題なく使用でき、120Hzでカクついて見える際はXiaomi 15T Proを選ぶと良いでしょう。

タッチサンプリングレート

タッチサンプリングレート240HzのOPPO Reno 14 5Gは追随性に問題があり、早い指の動きでタッチ抜けの可能性があります。
480Hzに対応しているXiaomi 15T Proは、追随性が良くタッチ抜けの可能性が低いです。

早い指の動作が必要なゲームを遊ぶ場合はXiaomi 15T Proが良く、それ以外は、どちらの機種でも問題ありません。

ゲームを遊ぶ際は大画面のXiaomi 15T Proが良く、それ以外は、ディスプレイサイズと輝度で選ぶと良いでしょう。

記憶領域

ストレージ

ストレージ256GBのOPPO Reno 14 5Gに対して、256GB／512GB／1TBが選べるXiaomi 15T Proです。
一般的にストレージは256GBで困ることがなく、それ以上必要と思う人はXiaomi 15T Proの512GBを選ぶと良いでしょう。
1TBについては用途が思いつかないため、現状必要ありません。

十分すぎるメモリーを搭載している両機種は、ストレージも十分な容量があります。

カメラ

メインカメラ

イメージセンサーに1／1.953インチのLYT-600を採用しているOPPO Reno 14 5Gに対して、1／1.31インチのLight Fusion 900を採用しているXiaomi 15T Proです。
コンパクトデジタルカメラに近い大きさのイメージセンサーを搭載しているXiaomi 15T Proの画質が良く、暗所でも明るく撮影できます。
OPPO Reno 14 5Gのイメージセンサーもスマホとしては大きめですが、Xiaomi 15T Proには及びません。

Leica（ライカ）製のレンズや、Leica監修のもとで作ったカメラシステムを搭載しているXiaomi 15T Proは、Leicaの質感や色味を実現できます。

Xiaomi 15T Proのカメラ性能は高く、カメラの性能を望む際はXiaomi 15T Proが良いです。

望遠カメラ

光学5倍の望遠カメラを搭載しているXiaomi 15T Proは115mm相当の焦点距離があり、望遠カメラとしては十分な焦点距離です。
光学3.5倍のOPPO Reno 14 5Gは、焦点距離が80mm程度になります。
OPPO Reno 14 5Gも実用性の高い望遠カメラですが、Xiaomi 15T Proと比べると見劣ります。
最大望遠時のF値が0.2しか違いがなく、Xiaomi 15T Proは性能が高い望遠カメラを搭載していると言えるでしょう、

望遠カメラで選ぶ際は、Xiaomi 15T Pro一択です。

前面カメラ

50MPの前面カメラを搭載しているOPPO Reno 14 5Gに対して、32MPのXiaomi 15T Proです。
Xiaomi 15T Proの32MPでも十分な画素数があり、メインカメラと同等のOPPO Reno 14 5Gは、ここまでの画素数が必要なのかに疑問があります。

どちらの機種を選んでも、高画素の前面カメラです。

前面カメラ以外はXiaomi 15T Proが優れており、Xiaomi 15T Proの前面カメラも悪い性能ではありません。
カメラ性能をメインで考える場合はXiaomi 15T Proが良く、OPPO Reno 14 5Gでも一般的なスマホよりはカメラ性能が高いです。

ネットワーク

WIFI

一世代前の11ax（WIFI 6）に対応しているOPPO Reno 14 5Gに対して、最新の11be（WIFI 7）に対応しているXiaomi 15T Proです。
最新規格のほうが通信速度は速いですが、11axでも遅いと思うような速度ではありません。
そのため、WIFIの規格を重視する必要がなく、WIFI以外を重視しましょう。

国内4キャリで問題なく使用でき、Xiaomi 15T ProのWIFI速度が少し速いぐらいと思っておきましょう。

機能

Felica

Felicaを搭載しているXiaomi 15T Proは、おサイフケータイが使用できますが、OPPO Reno 14 5Gは使用できません。
ただし、両機種はクレジットカードのタッチ決済は使用できます。

完全防水や画面内指紋認証と言った、このクラスで必要な機能は揃っています。

バッテリー

バッテリー容量

ともに大容量バッテリーを搭載しており、OPPO Reno 14 5Gは6000mAhあります。
5500mAhのXiaomi 15T Proより数時間ぐらいはバッテリー持ちが良く、6時間ぐらい長く持てば良いでしょう。

一度の充電で少しでも長く使用したい場合は、OPPO Reno 14 5Gが良いです。

充電速度

90W充電に対応しているXiaomi 15T Proは、1〜100％までの充電が約36分です。
OPPO Reno 14 5Gの80W充電は約48分かかりますが、バッテリー容量が多いために充電時間が長くなっています。

ともに高速充電に対応しているため、充電速度の違いを気にする必要はありません。

大容量バッテリーを搭載した両機種は、高速充電にも対応しています。

総括

カメラとSoCの性能差が大きく、その他の性能についても同等以上のXiaomi 15T Proです。
OPPO Reno 14 5Gのセールスポイントが本体重量ぐらいしかなく、性能面でXiaomi 15T Proに劣りますが、性能の低い機種ではありません。
販売価格でOPPO Reno 14 5Gはコスパが良く、コスパを取るか、性能を取るかの選択です。

筆者のお勧め

Xiaomi 15T ProのSoCとカメラはオーバースペックのように思えるため、OPPO Reno 14 5Gをおすすめします。

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