【スペック比較】AQUOS sense8 vs OPPO Reno9 A お勧め機種は?

SHARP製のAQUOS sense8と、OPPO製のOPPO Reno9 Aをスペック比較しています。
性能が近いミドルスペック機を比較して、どのような違いがあるのでしょう。

ここではスペックの違いを解説しています。

AQUOS sense8が優れている点

SoCの性能が高い
本体重量が軽い
バッテリー容量が多い

OPPO Reno9 Aが優れている点

メモリー容量が多い

価格差以上の性能差がない

AQUOS sense8の価格が約1万円高く、価格差に見合う性能差はありません。
本体重量と本体サイズを許容できる際は、OPPO Reno9 Aが良いでしょう。

created by Rinker
SHARP
¥48,200 (2024/11/23 18:40:53時点 Amazon調べ-詳細)

ここからは2機種の違いを項目別に見ていきますが、変更点のみ解説していきます。

目次

外観

AQUOS sense8

AQUOS sense8 外観

OPPO Reno9 A

OPPO Reno9 A 外観

ウォータードロップノッチを採用しているAQUOS sense8に対して、ディスプレイ左側にパンチホールがあるOPPO Reno9 Aです。
パンチホールが主流の現在、ウォータードロップノッチのAQUOS sense8は古く見えます。
背面のカメラ配置に違いがあり、OPPO Reno9 Aは一般的な機種と同じ左側にカメラがあり、AQUOS sense8のメインカメラは真ん中にあります。
カメラが左側にあると、被写体に対してスマホ本体を右側にずらす必要があり、被写体とスマホ本体の位置関係に違和感があります。
しかし、カメラが真ん中の場合は、位置関係に違和感がありません。

AQUOS sense8の本体色は、Cobalt Black・Light Copper・Pale Greenの3色で構成しており、OPPO Reno9 Aはムーンホワイト・ナイトブラックの2色です。
AQUOS sense8のLight Copper・Pale Greenの2色が特徴のある色に対して、OPPO Reno9 Aは特徴のある色がなく、無難なホワイト系とブラック系になります。

スペック

AQUOS sense8OPPO Reno9 A
本体
SoCSnapdragon 6 Gen 1Snapdragon 695G
サイズ153x71x8.4㎜160×74×7.6mm
重量159g183g
ディスプレイ
ディスプレイサイズ6.1インチ6.4インチ
パネル種有機EL有機EL
解像度2432×10802400×1080
リフレッシュレート90Hz90Hz
タッチサンプリングレート不明180Hz
記憶領域
メモリ6GB8GB
ストレージ 128GB128GB
micro SDあり(最大1TB)あり(最大1TB)
カメラ
背面メインカメラ50.3MP(f/1.9)48MP(f/1.7)
超広角カメラ8MP(f/2.4)8MP(f/2.2)
マクロカメラなし2MP(f/2.4)
前面カメラ8MP(f/2.0)16MP(f/2.4)
ネットワーク
3Gバンド1/2/5/81/4/5/6/8/19
4Gバンド1/2/3/5/8/12/17/18/
19/21/28/38/41/42
1/3/4/5/8/12/17/18/
19/26/28/38/40/41/42
5G Sub61/3/28/41/77/78/793/28/41/77/78
WIFI802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.15.1
SIMnanoSIM/eSIMnanoSIM/eSIM
機能
生体認証顔認証/側面指紋認証顔認証/画面内指紋認証
防水/防塵IPX8/IP6XIPX8/IP6X
イヤホンジャック ありあり
Felicaありあり
スピーカーシングルシングル
バッテリー
バッテリー容量 5000mAh4500mAh
充電速度18W充電18W充電
ポートUSB TypeCUSB TypeC
価格56,980円46,800円

当サイトで使用している専門用語を下記で解説しています

あわせて読みたい
専門用語の解説 当ブログで使用している専門用語を簡単に解説しています。 SoC パソコンで言うCPUに該当します。スマホの処理能力を左右する演算装置であり、グラフィック処理も同時に...

下記で詳しく解説しています

あわせて読みたい
【スペック解説】AQUOS sense8 メモリーが残念でも条件次第でおすすめできる機種 SHARPより2023年11月に発売したAQUOS sense8のスペック解説です。日本国内向けに作られた機種のスペックはどのようなものでしょう。 AQUOS sense8の良い点 SoCの性能が...
あわせて読みたい
【スペック解説】OPPO Reno9 Aの価格で買うべきか? OPPOより最新機種のOPPO Reno9 Aが発売されました。ここでは、OPPO Reno9 Aのスペックを解説しています。 OPPO Reno9 Aの良い点 有機ELを搭載8GBのメモリーを搭載高い防...

付属品

AQUOS sense8

クイックスタートガイド・クイックスイッチアダプター

OPPO Reno9 A

SIM取出し用ピン・保護フィルム(貼付済み)・保護ケース・クイックガイド・安全ガイド

共にACアダプターとUSB TypeCケーブルは付属していませんが、AQUOS sense8は本体カバーと保護フィルムもなく、必要に応じて別途用意する必要があります。
AQUOS sense8に用途の少ないクイックスイッチアダプターが付属しており、クイックスイッチアダプターの代わりに本体カバーでも付属して欲しかったです。

本体

動作するゲームが変わるSoC

AQUOS sense8 SoC

AnTuTu Ver.9でAQUOS sense8を計測すると約47万点で、OPPO Reno9 Aは約38万点です。
共にゲーム以外の用途で困ることはなく、AQUOS sense8は画質とフレームレートを下げることで大半のゲームがスムーズに動作します。
OPPO Reno9 Aは画質とフレームレートを下げてもAQUOS sense8よりスムーズに動作するゲームが少なくなり、これがベンチマークで約8万点の違いです。

軽いAQUOS sense8

ディスプレイサイズが違うため、本体サイズに違いがあるのは仕方ありません。
本体サイズに対してAQUOS sense8の本体重量は軽く、OPPO Reno9 Aは重くなります。

SoCの性能が優れているAQUOS sense8は、本体重量も軽い機種です。

ディスプレイ

好みによるディスプレイ

AQUOS sense8 ディスプレイ

6.1インチのAQUOS sense8に対して、6.4インチのOPPO Reno9 Aです。
ディスプレイが小さいAQUOS sense8は、本体が小さくなるメリットがある反面、文字や画像も小さくなるデメリットがあります。
OPPO Reno9 Aは逆のことが言え、ディスプレイサイズについてはユーザーの好みで意見が別れるでしょう。

本体サイズを取るか、見やすさを取るかはユーザーの好みです。

記憶領域

メモリー容量の違いは将来の担保

6GBのメモリー容量で現状は困りませんが、数年後にメモリー8GBが必須になる時代が来ると思われます。
そのため、同じ機種を長く使用する際は、メモリー8GB以上の機種を選ぶと良く、メモリー6GBの機種は数年後にメモリー不足で動作が重くなる可能性があるでしょう。
メモリー6GBのAQUOS sense8は将来性に不安があり、長く使用するならメモリー8GBのOPPO Reno9 Aが良いです。

メモリー容量の多いOPPO Reno9 Aが良いも、256GBのストレージが選択できないのはマイナスです。

カメラ

画素数が違う前面カメラ

8MPの前面カメラは画質が粗く、最低16MPは欲しいです。
OPPO Reno9 Aは16MPの全面カメラを搭載しており、前面カメラを頻繁に使用する際には良いでしょう。
8MPのAQUOS ssense8は前面カメラの画質が粗く、画質に拘らなければ問題ありません。

似たような性能のメインカメラと超広角カメラです。
OPPO Reno9 Aにマクロカメラを搭載していますが、おまけ程度のカメラと思って良いでしょう。

ネットワーク

5G対応エリアが変わる

OPPO Reno9 Aはdocomoの5G対応エリア内で4G接続になる可能性があり、5Gのn79が非対応のために発生する現象ですが、4Gで接続できるため、困ることはありません。
n79に対応しているAQUOS ssense8は、docomoの5G対応エリア内で問題なく5G接続ができます。

共に、日本国内全ての通信キャリで使えます。

機能

指紋認証は好み

側面指紋認証のAQUOS ssense8は認証精度と認証速度に優れていますが、本体カバーを取り付けた際に指紋認証部が剥き出しになるデメリットがあります。
OPPO Reno9 Aの画面内指紋認証は、認証精度と認証速度が側面指紋認証に劣りますが、本体カバーを取り付けた際に指紋認証部が剥き出しになるデザイン性の悪さがありません。
デザインか利便性かはユーザーの好みであり、好みの方を優先しましょう。

完全防水・防塵に対応して、おサイフケータイも使用できます。
モノラル出力のスピーカーが残念であり、最低でも疑似ステレオに対応して欲しかったです。

バッテリー

大容量バッテリーで長持ち

AQUOS sense8 バッテリー

5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているAQUOS ssense8に対して、4500mAhのOPPO Reno9 Aです。
バッテリー持ちが数時間変わる容量差のため、一度の充電で少しでも長く使用したい場合は、AQUOS ssense8を選ぶと良いでしょう。

ミドルスペック機で18W充電は遅く、最低でも30W充電が欲しかったです。

総括

小さな機種のAQUOS sense8は、ディスプレイも小さくなる点がデメリットです。
大きなディスプレイのOPPO Reno9 Aは、本体が大きくなり重量も重くなります。
どちらが良いとは一概に言えず、ディスプレイサイズ・本体サイズ・本体重量はユーザーの好みで選ぶと良いでしょう。
AQUOS sense8のメモリー容量が問題であり、数年後には動作が重くなる可能性が高く、AQUOS sense8を選ぶ際は、この点を許容する必要があります。

筆者のお勧め

1万円の価格差とメモリー容量の違いが大きく、長く使用できるOPPO Reno9 Aをお勧めします。

他機種との比較です

あわせて読みたい
【スペック比較】AQUOS sense7 vs AQUOS sense8 用途次第で価格以上の性能差がある SHARPより2023年発売のAQUOS ssense8と、2022年発売のAQUOS ssense7とのスペック比較です。一世代前のAQUOS sense7と最近機種のAQUOS sense8の違いを見ながら、AQUOS ss...
あわせて読みたい
【スペック比較】OPPO Reno7 A vs OPPO Reno9 A 違いはどこ? OPPO Reno7 A(以下Reno7)の後継機である、OPPO Reno9 A(以下Reno9)がどのような進化を遂げたかを見ていきます。OPPO Reno7 Aが微妙な機種だったため、OPPO Reno9 A...
created by Rinker
SHARP
¥48,200 (2024/11/23 18:40:53時点 Amazon調べ-詳細)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次